A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

降りてきた……

2014-10-15 23:46:50 | 小説の書き方

 先日の日記で創想話も積極的に作品を投稿するようにしたいということを話しましたが、早速創想話用のSSのアイデアが降りてきました。
 来年の紅楼夢の新刊用のアイデアはすでに出てきているんですが、これとは別にそのたたき台というか試作品というか別バージョンというか……を作ってみようと思い立ちました。
 それが思いついたのが仕事中だったので、とっさにそばのメモ用紙に殴り書きしておきました。
 こういう思いつきは速攻でメモらないと霧のように消えてしまいますからね。
 さて本作「ヴァージン・スーサイド」の主役は妖夢。
 今回の作品の骨子となるのは、無論今回味わった紅楼夢での敗北……というかむしろ自爆です。
 この妖夢というキャラクターは僕にとって、非常に自分を乗せやすいキャラなんですね。
 詳しくは作中で表現していきますが、妖夢の人格の核となる部分にあるのは、劣等感、力不足、迷い、絶望……そういったたくさんのコンプレックスだと思うんですね。
 周囲には紫や幽々子といった幻想郷に名だたる実力者がおり、自分の祖父は偉大な剣士……ということで、常にコンプレックスを抱えていると思います。
 今の自分の状態なら、自分の心中と妖夢というキャラクターにうまく乗せることができそうです。
 オリジナル作品のキャラクターは、作者の人格を反映したものだと言われますが、二次創作でもそうだと思うんですよね。
 自分に近い、自分に似通ったキャラクターに自分を託す、というとちょっと大げさかもしれませんが、僕にとってはオリジナルでも二次創作でも、作品の核となるのは自分の心のからちぎり取った肉片だというのは変わらないと思います。
 いい具合にアイデアが出てきたので、どんどん書いていこう。
 ……もちろん、書きかけのも平行してね。

コメント
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