思い出し日記も無事終わったので、お次は夏コミ戦利品レビューです。
まずは泥沼展開が見えているオリジナル編から。
・蜘蛛の糸リゾート(まるちぷるCAFE)
同志しおのりさんから教えてもらったサークルさんの新刊です。
旅行に来た女の子が、謎のクモ型ロボットを使っていろんなものを作っていくお話。
なんというかこう、清く正しいSF漫画って感じ。学研の雑誌に載ってそうな。
それもscience fictionではなくsukosi fusigi寄りの。
最初は帽子から始まって、最終的には街一つ作ってしまうってのがステキ。
巻末でクモ型ロボットの解説もあって、SFはほんとに未来のものじゃなくなってきたんだなあと実感。
そういや現行のテクノロジーに関してはあんまりチェックしてないので情報収集すべきかな。
・わたしのカイロス(からあげ屋さん)
オリジナルで本出してるのをすっかり忘れてて絶望してたら今回スペースにあったので光の速さで確保。
こちらは古き良きハリウッド映画のかほりただよう、清く正しいスペースオペラ。
かつて自分を監禁していた貴族の元から逃げ出した少女・グラジオラス。
彼女は傷害罪の罪を着せられ、指定された相手と戦い続ける剣闘刑を課され、見知らぬ惑星に……。
東方作品の方にも言えることなんですが、あったかいんですよね雰囲気が。
けっこうショッキングなシーンもあったりしますが、ラストも爽やかでいい。
・鬼切姫(K2OFFICE)
日記に書いたとおり、全くの偶然で見つけた本です。
もう高校の時からハマっててねえ鬼切丸。
脇役がいいんですよこの漫画。フリーライターの後藤さんとか鈴鹿御前とか好きだったなあ……。
表題作の鬼切姫は、言わずと知れた鬼切丸の女性版。
これぞ鬼切丸ってエピソードで、非常に懐かしい気分になりました。
ほかにもいくつか漫画が収録されていますが、お気に入りは「お薬を買いに」。
鬼切丸伝も要チェックだ!
今日はここまで。
次回は同人ゲーム編でお会いしましょう。