今年の稽古もラスト１回。

今日で今年の稽古もラスト２回となりました。
この時期はとにかく寒いので正直京都まで足を伸ばすのはなかなかおっくうなんですが、やはりそうするだけの得るものはあります。
今回……というかまあいつもなんですが、やはりというかなんというか基礎は大事だなあ、と。
道場の先生が「アイシングオンザケーキ」という言葉を教えてくださったんですが、これはケーキのデコレーションのことだそうで。
曰く、ケーキの土台部分が十分に完成していない状態ではデコレーションをしても意味がないとのこと。
ですので、まずは基礎部分をしっかり固めてからその上の段階に進みましょうというお話でした。
これは居合に限らずなんにでも当てはまると思うんですよね。
また、一口に基礎といっても習得すべきことは無数にあるので、ひとつひとつ確実に、焦らずに身につけていくことが大切だと思います。
居合に限らず小説なんかでも、技能向上をあせるあまりなんでもいっぺんに習得しようとして失敗したり、適切な目標設定ができずに焦燥感ばかりが募ったりと言うことが往々にしてあります。
習得には時間がかかりますし、本当に身についたのかもすぐには分からないので、やってるうちに疑念ばかりが肥大化してしまうんですよね……。
ですが、まあ居合に関しては具体的な指導を丁寧に受けることができるので、とにかく思い悩まず指摘されたことをこなして行こうと思います。
小説に関しては相変わらず独学で手探り状態ですが、「適切な目標をひとつ（ここ重要）を設定すること」を意識してやっていこうと思います。
なお、今書いてるオリジナル中編の目標は「オーソドックスなものをオーソドックスに作る」です。
冬コミ原稿と並行してやってますが、できれば年内に……難しいかな……。