ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

雨山登山 1

2015年03月12日 21時34分46秒 | ウォーキング

葛城古道を濃密に歩いた後は、
頭をからっぽにして楽しい山登りをしよう
ということで、その3日後、
熊取町にある雨山に行ってきました。

前からいこうと思っていたのですが、
行こうと思った日に限って雨降りで、
さすがに「雨山」だけのことはあると思っていました。

その日は曇っていて少し寒かったのですが、
雨はどうやら降らなさそうなので
やっと実現しました。

その山は熊取町にあって
和泉山脈の前衛峰で標高は312m。

低い山ですが、露岩の尾根のある
アルペンムードたっぷりの山です。

永楽ダムの駐車場に車を停めて、
ナビをセットしてさあ歩きはじめましょう。

登り口は駐車場のすぐ脇にあります。



道路からいきなりの階段を登って行きます。
このあたりは里にも近いので
きっと毎日登山をする人もおられるのでしょう。
地元の人々に好かれているようで、
こんな杖も置かれていました。



尾根に出るまでは階段と急な傾斜が続きます。



山に階段があるときには、
できるだけそれを使いましょう。
いつも同じ側の足で登るのは辛いからといって、
脇を歩くと道はどんどん荒れていきますからね。

ちょっと傾斜が緩くなると山道になります。

おお~、これは「宝くじ松」と書かれていますが、
すっぱり切られています。



ううっ、縁起でもない。

雑木越しに永楽ダムがだんだん見えてきました。



標識もしっかり整備されています。
道にはジダンがいっぱいいます。
あ、ちゃうちゃう、
シダがいっぱい生えてます。

そんな山道から、



露岩の尾根に出る直前には、



ダムもすっかり姿を現します。



向こうの方に見える展望台は、



以前「ナニコレ珍百景」に出演した時に観た展望台です。

あの時にダム湖から防火用の水を揚げる
ポンプが展望台の下に据えられていることを
役場の人に教えてもらいました。

さて、ここまでくれば急傾斜はもうほとんどありません。



登り始めて30分。

コースが短いので家を遅く出たために、
ベンチのあるところでもうランチです。



今日の豪華メニューがこれ。



いつもと変わらないやんとお思いでしょう。
違うんです。
今日はおかずだけの弁当も持参です。



車じゃなかったら、
じぇったいビール付きなんですがねえ。

一人の中高年ハイカーとすれ違いました。
腰にラジオをぶら下げて、
ガンガン鳴らしています。

せっかく山に来てるんやから、
自然の声や音に耳を澄ませばいいのになあ、
と思ってしまいますが、
動物よけだったとしたらゴメンナサイ。

その人に道を聞くと、
細かいところまで記憶をたどりつつ
詳しく教えてくれました。

さすがにベテランハイカーでした。
おみそれいたしました。

目指すは二本目の鉄塔です。



あ、コバノミツバツツジが咲き始めています。



モチツツジも咲き始めています。



クリエーターdoironは
いつ花が咲くんでしょうか?

つぼみ固しです。

露岩の尾根をフンフン進みます。

おお~これはなんと岩を削って作った階段です。



弘法大師の爪書階段でしょうか。
そんなわけはありません。

ひとつめの鉄塔に着きました。
まるで電線が大阪平野とつながる
ロープウェイのように空に架かっています。



永楽ダムもかなり小さくなりました。



分岐を標識の通り右に曲がって、
急坂を上ると小屋谷頂上です。



三角点もないし、標高の表示もないのですが、
地形図から読むと標高約310mほどでしょうか。

そこを出てしばらく歩くと、
左手に犬鳴温泉街が見えてきました。



露岩で、背の高い樹がない尾根道ですから、
眺めはなかなかのものです。

そして前方には、雨山が見えてきました。



古くから雨乞いの神がおわす山として
崇められてきた山です。

そしてその向こうには
土丸城跡のあるピークも見えています。

雨山にも雨山城跡があるそうです。

誰が築いたんでしょうか。

おっと、今回はあまりその手のことは
考えないように気楽に山歩きを楽しみましょう。

続く