ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

4年という時間

2015年03月11日 21時37分35秒 | 生活

多くの人が驚き、そして悲しみに
打ち震えたあの日から4年が経った。

東日本大震災。

あれ以来、僕らの暮らしは少しずつ変わった。
原発の見直し、災害対策の見直し、
東北に対する心の向け方は
間違いなく変わっている。

日本に住んでいる以上、
対岸の火事とばかりも言ってられない。
あの悲劇はどこにだって現れる可能性があるよね~。
そう思えること自体
災害に対する意識も変わっている証拠ですよね。

今日、メディアはこぞってあの日のことを
取り上げたこともあって、
今日という日は多くの人が、
あの悲劇を思い出しただろう。

いや誰も忘れてはいない。

ただ、自分の暮らしの中で
埋もれてしまっていただけだろう。

だから、あらためてあの日のことがよみがえると同時に、
あれ以後の自分の4年間をも
それとなく振り返った日になったに違いない。

doironもその一人です。

ていうか、doironの場合、
あの震災の少し前に
自分の身に降りかかった出来事が
重なって思い出さずにはいられない一日でした。

宝塚で起こった震災の前の心災。

自分の中でふたつの出来事は
互いに共鳴し、心を大きく震わせました。

あの時以来、いろんな面で自分は変化し
実際あれ以後の四年間、
人生さえめまぐるしく変わりました。

単に暮らしが大きく動いたというだけでなく、
生き方そのものが
大きく方向転換した4年でした。

そう、例えて言うなら
快速電車から路線バスに乗り換えたような感じかな。

最初は戸惑い、
どの道を通って
どこへ向かうのかもわからなかったのですが、
最近は行先など別に問題ではなく
トコトコ進む人生の景色にも
ようやく慣れてきたような気がしています。

そう考えたら
きっと東北の被災者の人達もそうなんじゃないでしょうか。

実際の生活はまだまだ震災以前には戻らないけど、
とりあえずは残った命を
今の暮らしの中でどう燃やしていけばいいのか、
少しずつ見えてきつつあるんではないかと、
自分の気持ちに照らしてそう思うのです。

4年という時間はそれくらいの時間じゃないかと・・・。

決してあきらめではなく、
まずちゃんと自分の運命と
向き合えるようになったことを素直に喜び、
次の道を一緒に探していこうよと、
肩を叩いて言ってあげたいと、
震災の数々のニュースを見ながら
そんなことを考えた一日でした。