昆陽池(こやいけ)というと、
水鳥と昆虫館が思い浮かびます。
先日首Dさんが貸してくれた
昆虫の本が面白かったのと、
望遠レンズでの野鳥の写真撮影の
練習もしてみたかったので、
両方に関連しているその公園に回ってみたのでした。
このあたりは土地鑑がないので、
ナビの言うまま車を走らせ、
どこをどう通っているのかわからないまま
15分ほどで到着しました。
まったくナビの威力ってすごいもんです。
立体駐車場に車を入れ、
さっそく歩行開始です。
まず最初は駐車場と反対側にある昆虫館を目指します。
ここは池の周りを囲むように公園があり、
そこに遊歩道が続いています。
おや?前方から何やらおかしな服装の人が近づいてきます。
ドヒャー、裸でした。
この寒空に、パンツ一丁で歩いているおっさんがいました。
昆陽池、恐るべしです。
そして次に現れたのが、
ジョギングをしている人でしたが、
良く見ると後ろに腕を組んで走っているではないですか。
そのままスキップしたら似合いそうなんですが、
間違いなく走っているのです。
新手のトレーニングなんでしょうか。
ますます恐るべしです。
結局そんな人たちに心を奪われながらも歩き続け
ほどなく昆虫館に到着しました。
入場料を払って中に入ると、
ギョエ~!巨大スズメバチに襲われています・・・
ここではdoironが恐るべしおっさんです。
温室の中に進んでいきますと、
華麗に舞う蝶々の姿があちこちに・・・
放し飼いをされています。
ちょうどお昼前でしたので
(関係ないか)
みつ皿にはオオゴマシオジダンや
リュウキュウアサギオジサン
(いずれも推定)
など多くの蝶が群がっています。
おお~これは食虫植物です。
ウツボカズラの仲間ですね。
毛の少ないつるっとしたズラ科(推定)の植物です。
下には二枚葉がぱたんと閉じる
ハエ取り草も展示されています。
さすがにウツボカズラに侵入したり、
ハエ取り草につかまっている
恐るべしおっさんはいませんでしたが
虫は捕まりますよね。
「昆虫館なのにいいのかなあ~」
蝶もさることながら、
先日行った花の文化園ほどではないにしろ
温室の中は熱帯系の植物も結構あって、
目を楽しませてくれます。
それにしても管理が大変でしょうねえ。
首Dさんにお借りした本には、
蝶よりも蟻や甲虫のことが
多く書かれていましたが、
残念ながらそんな展示は
標本でしか見つけることができませんでした。
昆虫館を出ると、おお~これは
マー君の木です。
あのヤンキーの、
じゃなかったヤンキースのマー君ですね。
このあたりの出身なんですね。
恐るべし子どもだったんでしょうねえ。
残る半分の道を通って、
駐車場に戻っていきましょう。
あ、また先ほどのパンツおじさんや
後ろ手のジョガーとすれ違いました。
でももう驚きませんよ。
普通のほほえましい日常光景に見えるのは、
もうdoironがハイソな北摂人に近づいた証拠です。
そこでもう一つの目的であった
カメラのレンズを望遠に替えて、
何枚か水鳥の撮影をしてみました。
あ、大阪城にもいたキンクロハジロです。
これを見て思い出したのが、ヌートリア。
するとこんな看板が。
あぶないあぶない、表題が「ヌードに注意」となるところでした
やっぱりいるんですね~。
この日は見かけませんでした。
どこかへ遊びに行ってるんでしょう。
ほらほら、白鳥君。
逃げたらアカンし~。
他にも歩きながらこんな鳥や
目つきの悪いこんな鳥も写してみました。
池の真ん中にある島には、
カワウでしょうか。
大きな鳥が何羽も群がっています。
あ、ちなみにこの昆陽池の中の島は、
日本列島の形をしているそうです。
ほら。
写っているのは北海道の部分でしょう。
ちなみにここにはこんな水鳥たちがやってくるそうです。
いろんな種類が来るんやな
こんな都会の中にねえ。
全くいろんな意味で恐るべし、昆陽池でした。
というわけで、
以上、北摂方面をプチっと旅した
半日の出来事でした。
終り。
追伸
もし生きていれば今日は親父の誕生日でした。
生前好きだったバナナを仏壇に供えておきましょう。