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福岡市立博物館

2012年07月19日 | Museum
「シーサイドももち」「福岡タワー」南の『福岡市立博物館』を訪れました。
ここには、教科書に登場する最もャsュラーな国宝として誰もが知る『金印』が常設展示されています。この『金印』は、江戸時代、博多湾の志賀島(しかのしま)で発見されたもの。これこそが『漢委奴国王』の金印です。その3つの特徴は、①黄金②『漢委奴国王』の五文字の漢字③蛇をかたどるつまみ。一辺2.3cm、重さ108gの金印を間近に凝視する機会を得れたこと自体感動ものですが、我々の祖先と大陸とのつながりを思い、歴史ロマンに胸が熱くなりました。
興味深いのは、この「漢ノ委ノ奴ノ国王(かんのなのわのこくおう)」の金印とは別のもうひとつの金印伝説。「魏志倭人伝」によると、もうひとつの金印が日本に伝わったとの記事があります。それこそが、邪馬台国の女王であった卑弥呼に授けられた金印と言われます。卑弥呼「親魏倭王」の金印がみつかったところこそが、邪馬台国といえるのでしょう。会社人として阪奈(大阪南・東地区&奈良)地区営業責任者としては、邪馬台国は、この地九州北部ではなく、奈良・橿原飛鳥地域であることを願います。最も‘卑弥呼’という響きは実は東京時代からお馴染みで不思議な縁を感じます。赤坂「卑弥呼」のマスター&く~ちゃんお元気でしょうか?クニちゃんアルバム発売おめでとう!実は心は東京にあり。FC東京サモナすから。
なんて個人的なことは別として、本博物館は、もちろん金印だけでなく、中世博多の対外交流に対する資料が展示されていました。また、体験学習室では、アジア諸国の玩具や楽器で遊べるほか、韓国のチマ・チョゴリやネパールの民族衣装の試着ができたりします。子供連れの親子が多く訪れる理由もこの体験型展示によるのでしょう。
この日、常設展示室は無料開放されていましたが、これほど有名で世界無二のお宝をタダで見れるなんて下世話ながらも本当にもったいないことと福岡市に感謝です。

また、現在、特別企画展として『美と恐浮ニユーモア 幽霊妖怪画大全集 JAPNESE GHOSTS AND EERIE CREATURES』が開催されていました。本展覧会では、京都出身の日本画家で、著名な風俗研究家でもあった吉川観方(よしかわ かんぽう)氏(1894~1979)が生涯をかけて収集し、現在は福岡市博物館が収蔵する日本の幽霊・妖怪画の名品を紹介しています。会場では円山応挙(まるやま おうきょ)が描いたと伝える美しい「幽霊図」や微笑ましい図柄の伊藤若冲(いとう じゃくちゅう)「付喪神図(つくもがみず)」、日本中の妖怪を集めた「百怪図巻(ひゃっかいずかん)」、さらには歌川国芳(うたがわ くによし)や月岡芳年(つきおか よしとし)らが描いた怪異なテーマの浮世絵版画など、約160点を一挙に公開します。幽霊・妖怪画は日本人が永らく育んできた心の世界であると同時に日本絵画の独自のジャンルでもあり、現代のマンガやアニメにも多大な影響を及ぼしています。この夏、博物館は、美しくて恐くて笑える「巨大なお化け屋敷」になります。(以上、本展HPより抜粋)


今回のサガン鳥栖戦遠征。チームは口惜しい敗戦でしたが、豪雨翌日は曇り空、「シーサイドももち」散策は楽しく有意義なものとなりました。



















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