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京都:世界遺産散策〔宇治上神社〕

2012年06月11日 | World Heritage in Japan
6月10日 平安遷都1200年、世界遺産「古都京都の文化財」は、社寺城郭など17箇所。
京都の世界遺産散策はこの秋にと考えていたのですが、『平等院』の「鳳凰堂」修復の報に急遽梅雨時の宇治へ行ってきました。宇治川をはさんで『平等院』の対岸にある『宇治上神社』へ。
世界遺産『宇治上神社』は、仏徳山の閑静な森にひっそりと佇む日本最古の神社建築です。本殿(国宝)は、応神天皇・仁徳天皇・菟道稚郎子命を祀っています。この3人は天皇家の一族。皇位継承のもつれ合いの末、弟君の菟道稚郎子命が兄君の仁徳天皇を皇位に就かせるために、自ら命を絶ったという逸話が残っています。また拝殿(国宝)は寝殿造の住宅様式で2つの清めの砂山が印象に残りました。『平等院』とうって変わって人気のない静寂、深い森の中の厳かな空気が流れる空間は神秘的でした。時空を超え平安時代というよりも太古の昔へタイムスリップしたようでした。


『宇治上神社』






拝殿


本殿




春日社


天降石・・・‘岩神さん’と呼ばれ、のせた石が落ちなければ願いが叶うとか




『宇治神社』宇治川に面して立ち菟道稚郎子命を祭神とする神社








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