おてんきぷらぷら

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知床(フレペの滝)

2019年08月26日 | World Heritage in Japan
8月22日~23日、コンサドーレ札幌戦遠征の前のりで、世界自然遺産「知床」を訪れました。
22日初日の宿は、斜里駅前の"ルートイングランティア知床"を利用。翌23日に予定していた羅臼港出発の「ホエールウォッチングクルーズ」が強風・高波にて欠航キャンセルの連絡あり、この日の予定は大幅変更。今一度、『知床』の森の中へフィールドワークです。『フレペの滝』へのトレッキングは、ウトロから〝知床国立公園〟の玄関口にある「知床自然センター」裏からのスタート。「知床自然センター」では、知床の自然に関する情報やその自然の楽しみ方などが紹介されていて、情報だけでなく、散策に役立つガイドブックや装備品なども販売していました。遊歩道に入ると、『知床五湖』に比べると観光客の少なく静寂の中の一人旅。これはこれでヒグマに出会いそうな気がして緊張感が高まります。森を抜けると視界が大きく開け、断崖上の草原に出ます。オホーツク海からの風が吹き、空をみあげると風雲急を告げるかのような雲々の流れ、雲の合間からの陽射しも長続きはしません。ざわざわする草原の先に断崖絶壁から臨む『フレペの滝』。「フレペの滝展望台」から見下ろす『フレペの滝』は、頬をつたう涙にたとえ「乙女の涙」と称されるように、海断崖絶壁を幾本もの繊細な白い糸のように光輝く滝。時より海風で滝の水が舞う姿も知床半島の厳しさを感じます。眼下には断崖絶壁に流れる滝、目線を上げて360度見渡すと、オホーツク海、草原に咲く花々、森林、知床連山など、知床ならではのパノラマが広がり感動的でした。また、この辺りはエゾシカが草を食む姿が多いとの情報を得ていたのですが、帰りの道すがら、実際にエゾシカに出会うこともでき、満足いくトレッキングとなりました。
































〔知床自然センター〕








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