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熊野三山:世界遺産散策〔熊野速玉大社〕 

2013年01月12日 | World Heritage in Japan
1月11日、世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』“熊野三山・熊野古道”を探訪散策。
昨年来、近畿の世界遺産巡りも残すは霊場熊野三山のみに。念願かない訪れる、霊場“熊野三山”は、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の三社に、青岸渡寺、補陀洛山寺の二寺を加えた総称です。三社はそれぞれ独自の自然崇拝を源としますが、主祭神を相互に勧請し“熊野三所権現”として信仰を集めています。青岸渡寺は西国巡礼の一番札所として、補陀洛山寺は補陀落渡信仰で知られる寺院です。
熊野川を下り新宮へ。熊野川河口に鎮座する世界遺産『熊野速玉大社』へ向かいました。『熊野速玉大社』の御祭神は、熊野速玉大神(いざなぎのみこと)、熊野夫須美大神(いざなみのみこと)を主神に、十二柱の神々を新宮十二社大権現として、朱塗りの鮮やかな社殿に祀っています。ここには “八咫烏神社”がありました。
熊野川を挟んで和歌山県と三重県の県境。熊野灘に面した新宮は陽射しが強く心なしか暖かな陽気でした。そのまま熊野街道を北上、熊野古道というと山道を思い浮かべますが、伊勢路は波打ち際を歩く道。七里御浜も世界遺産登録されています。紀宝町ウムガメ公園では、甲羅に藻をまとったウミガメに遭遇。浦島太郎や伝説のウミガメっぽくて縁起がいいとほくそえんだりして。歳を重ねると何でもありがたく感じるのです。

































七里御浜〔世界遺産〕 熊野古道 伊勢路




(紀宝町ウミガメ公園)