おてんきぷらぷら

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阪急電車

2011年04月23日 | Movie
映画『阪急電車~片道15分の奇跡~』が関西先行ロードショーにて4月23日封切られました。
映画の舞台は宝塚駅~宝塚南口駅~逆瀬川駅~小林駅~仁川駅~甲東園駅~門戸厄神駅~西宮北口駅を片道15分間で走る阪急今津線。
えんじ(マルーン)色のボディにレトロな内装のローカル電車。実は4月に六甲に引越し毎日阪急神戸線を利用するようになった自分にとってほんま身近な映画話題でありロケ地なのです。原作は「フリーター家を買う。」の人気作家:有川浩氏の大ベストセラー同名小説「阪急電車」。さっそく単行本を読んでの待望の封切りとなりました。映画館はまさしく映画の舞台、西宮北口の阪急西宮ガーデンズ内のシネコン「TOHO CINEMAS」を選びました。
歳を重ねるとともに涙腺がゆるくなってきているのか、最初から最後まで涙がほほをつたう鑑賞となりました。何気ない日常の中で、自分に自信が持てないクリスタルブルーな人生が電車内でのほんのちょっとのふれあいで奇跡を起こす物語。ほのぼのと愛と勇気をくれる秀逸の作品です。
女優さんだから当たり前ですが美しい人にスクリーンで会える幸せを感じました。中谷美紀さん、戸田恵梨香さん、谷村美月さん、有村架純さん、もちろん宮本信子さん、南果歩さん皆さんすてきでした。関西発の優しい愛の物語にあたたかい感動をおぼえます。











手塚治虫記念館

2011年04月23日 | Museum
4月23日 雨の土曜日、阪急西宮北口から阪急今津線経由で『宝塚市立手塚治虫記念館』へ。
10数年前のこと、勤務先のCMは手塚プロの鉄腕アトムをはじめとしたキャラクターたちを起用していてました。以来、馴染み深く親しみ深い手塚治虫氏作品。この天才漫画家であり日本アニメーションの創始者は、5歳から約20年間を宝塚市で過ごしていたそうで、宝塚市立手塚治虫記念館は、手塚治虫氏が唱え続けた「自然への愛」「生命の尊さ」をテーマに青少年の夢と希望を未来に広げていく施設として設立されました。外観はヨーロッパの古城をイメージしてデザインされいます。宝塚市では、『リボンの騎士プロジェクト』と銘打ち、全国ネームの「宝塚歌劇」「手塚治虫」の象徴としてリボンの騎士の主人公サファイアをイメージ・シンボルに、サファイアに住民票を発行し観光大使に任命しています。
さて、館内は貴重感ただよう原画や資料の常設展示のほか、5月28日公開の映画『手塚治虫のブッダ~赤い砂漠よ!美しく~』の企画展が開催中でした。原作漫画「ブッダ」の雑誌扉絵など直筆原稿を見ることができました。
手塚治虫氏が医学博士であることは承知していましたが、『火の鳥』でも感じますが、科学を超越した生と死をみつめる宗教家:手塚治虫氏をつくづくと実感しました。ちょっと理屈っぽいところが子供の頃は気になっていましたが、あらためて手塚氏の偉大さを痛感した次第。是非、映画館に足を運びたいと思います。5月28日公開といえば大阪を舞台にした大阪の秘密があばかれる『プリンセス トヨトミ』と見たい映画続出でうれしい限りです。