雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

あつあつを召し上がれ

2012-07-10 19:49:12 | 

小川糸著"あつあつを召し上がれ"を読みました。
食べ物を扱った短編集です。
読み終わったら何を読んだかすっかり忘れてしまいました。
食べ物も心に残りませんでした。
評判がいい本なんですが人によって心に響くものは
違いますね。

"バーバのかき氷"
ホームに入所している認知症の祖母が最後に食べたいと
言ったのがかき氷です。

"親父のぶたばら飯"
中華街の汚い店で食事をする恋人たち

"さようなら松茸"
離婚をする夫婦が最後に温泉で落ち合って松茸を
使った料理を食べます。

"こーちゃんのおみそ汁"
病気で死期が迫ったことを知った母親は幼稚園児の
娘に料理の特訓をしました。
その娘が結婚をして家を出て行きます。

"いとしのハートコロリット"
夫婦でおめかしして食事にでかけます。
でも実は・・・

"ボルクの晩餐"
「心中でもするか」 それでパリへ行きました。
最後の晩餐に豪勢な食事をします。

"季節はずれのきりたんぽ"
お父さんが突然倒れて亡くなりました。
きりたんぽが好きな人でした。
四十九日に母親と娘とふたりきりたんぽを作って
食べます。

紅茶の楽しみ方

2012-07-10 19:30:00 | 日常の出来事
今年はオリンピックイヤーです。
英国について学ぶ講座があって今日は最終回の英国の
紅茶の話です。
最初に紅茶の歴史の話があって、それから実際に紅茶を
先生が入れて下さってお菓子を食べながら味わいました。
ディングラというスリランカのお茶とアッサムという
インドの紅茶を頂きました。
おいしいか・・・ うーん、わかりません。
自分で買ってくるティパックの紅茶は味がとんがって
いてなんてまずいのだろうと感じます。
半分ぐらい飲んで、残りはもったいないので無理やり
口に入れます。
今日頂いたのはまずくはありません。
でも味を感じないのです。まるで水を飲んでいる感じと
いったらいいのでしょうか。
周りの方がおいしいとおっしゃっていたのでたぶん
おいしいのでしょう。
私には味とか匂いには鈍感でわからない部分があります。

紅茶を入れる水は水道水がいいのだそうです。
ぐらぐら泡が立つぐらいに沸騰させます。
カップ1杯分は紅茶2.5g、お湯150mlです。
ティーサーバー、ティーポットを温めておきます。
ティーサーバーに紅茶を入れお湯を注ぎます。
約2分半から3分して紅茶が踊らなくなるのを待ちます。
茶漉しでティーサーバーからティーポットへ漉します。
そしてカップへ注ぎます。

ロンドンの一流のホテルへアフタヌーンティーを
頂きに行くときは正装で決めていった方がいいそうです。
ウェイターの扱いが違うそうです。
ドレスコードに合わないと「何の御用ですか?」と聞かれて
気分を害することになるそうです。
隣のホテルのティールームを利用するにでもタクシーで
乗り付けるぐらいの方がいいと言ってみえました。
そんなドレス持ってないし行くとしたら買わなきゃと
考えていて、はっと気がつきました。
イギリスへ行く予定なんてずっとないのに何つまんない
こと考えているのでしょう。
たとえイギリスへ行くことがあったとしても付け焼き刃で
正装してまで慣れない所へ行く必要はないですしね。

今日は紅茶を2杯も入れていただいておいしい御菓子も
頂いて楽しいひとときでした。