日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

またも日曜日の試合でサヨナラ勝ち!今週はキャプテン・内川がサヨナラ本塁打!

2016年04月25日 | HAWKS

パリーグ首位の福岡ソフトバンクホークスは、23日から福岡ヤフオクドームで北海道日本ハムファイターズとの2連戦を戦っていますが、初戦の23日は延長戦の末2-4で敗れ、チームの連勝も8でストップしました。初回に2点を先制しながらも、同点に追いつかれ、9回に満塁で一打サヨナラのチャンスがありながらも無得点に終わってしまいました。連勝ストップから一夜明けた24日は、ソフトバンクが武田翔太、日ハムは大谷翔平が先発。両先発の投手戦になるかと思いきや、意外な展開となりました。


両チームのスタメン
  ソフトバンク       日本ハム
1(右)福田秀平     (遊)中島卓也
2(遊)今宮健太     (二)田中賢介
3(中)柳田悠岐     (右)近藤健介
4(一)内川聖一     (一)中田翔
5(三)松田宣浩     (三)レアード
6(左)中村晃       (指)陽岱鋼
7(指)長谷川勇也    (中)谷口雄也
8(捕)谷裕亮     (捕)大野奨太
9(二)田知季     (左)西川遥輝
 (投)武田翔太     (投)大谷翔平



ホークス先発の武田は、1回に1死から田中にヒットを許し、2死2塁と得点圏に走者を背負ったが、中田を3塁ゴロに打ち取り0点に抑えます。2回と3回もヒットで走者を出したが、後続を退け、序盤3イニングは得点を与えません。
日ハム先発・大谷を攻略したいホークス打線は、2回に松田がセンター前ヒットで出塁すると、中村の場面で2塁盗塁を決め、さらに相手の悪送球の間に3塁まで進みます。1死3塁と先制のチャンスを作ったホークスですが、中村投手ゴロ→松田が本塁突入も憤死。2死後に長谷川が四球を選び、2死1,2塁とするも、高谷が三振に倒れて無得点…。
4回には内川の死球、中村のヒット、盗塁で2死2,3塁と再びチャンスを掴んだんですが、長谷川が空振り三振を喫し、またもチャンスで得点できず。
0-0で迎えた5回、ここまで無失点に抑えていた武田が、ヒットと四球で2死1,2塁のピンチを招くと、田中にカーブを狙われ、左中間へのタイムリー2塁打を浴びて2点を失う。さらにこの後、近藤にレフト前、中田にはライト前と3連続タイムリーを浴び、この回4点を失った…。
4点を追いかけるホークスはその裏、2死走者無しで1番・福田が大谷の初球ストレートを強振。ライトへ高く上がった打球は、スタンド中段に突き刺さるソロ本塁打!これで1-4と3点差に詰めます。
しかし6回、武田が先頭打者にヒットを許すと、1死後に四球のランナーを出す。ホークスはここで武田を諦め、飯田優也が2番手に上がる。武田の作ったピンチを抑えたかったが、2死満塁の場面で暴投を犯してしまい、追加点を献上。スコアも1-5と再び4点差に。
半ば諦めムードの中で迎えた7回、ホークスが意地を見せます。3つの四球で2アウト満塁のチャンスを掴み、一発出れば同点の場面で、内川が押し出しの四球で1点を返す。なおも満塁で松田が日ハム2番手・谷本圭介からレフト前へのタイムリーヒットを放ち2点を返し、4-5と1点差に縮めます。続く8回、先頭の長谷川が、日ハム3番手・マーティンの2球目を振り抜く。レフトへ上がった打球は、ホームランテラスを越えてスタンドに到達!長谷川のソロ本塁打が飛び出し、5-5の同点!ホークスが4点ビハインドを追いついた!
同点で迎えた9回、ホークスは4番手のスアレスが簡単に3者凡退に打ち取る。その裏、柳田が倒れて1死の後、4番・内川が日ハム5番手・増井浩俊の5球目をジャストミート!レフトポール際に飛んだ打球は、切れる事無くそのままスタンドへと吸い込まれた!キャプテン内川のサヨナラホームランで、ホークスが6-5で逆転勝利!


2016年4月24日 パリーグ ヤフオクドーム
ソフトバンク-日本ハム 5回戦
(ソフトバンク2勝3敗、観衆35563人)
F 000 041 000   5
H 000 010 311x  6
【勝】スアレス 1勝
【負】増井  2敗6S
本塁打 [ソ] 福田 2号ソロ 、長谷川 1号ソロ 、内川 3号ソロ


武田投手が5回に3連続タイムリーを浴びて4失点を喫し、6回にも追加点を許し、4点差とされたので、もう捨て試合だと思われましたが、ホークスが7回から猛反撃を見せ、7回に3点返すと、8回に長谷川選手の同点弾、そして9回に内川選手のサヨナラホームランが生まれました。ちょうど1週間前の楽天戦と同様、敗色濃厚をひっくり返しての逆転サヨナラ勝ち。こんなミラクルな事が2週続けて起きるとはねえ…。サヨナラの日曜日だ!
この日のホークス打線は、チーム全体で9安打。5回にソロ本塁打を放った福田選手は、大谷投手の直球を完璧に捉え、スタンド中段まで持って行きました。福田選手は3月のオープン戦で大谷投手から先頭打者ホームランを打っております。8回に同点ホームランを打った長谷川選手は、その前の2打席でチャンスで凡退していましたが、第4打席に名誉挽回の一発。もう「勝負弱い」から脱却できるかな?
9回にサヨナラ本塁打を打った内川選手、守護神・増井投手の甘く入ったフォークを見逃さず、レフトスタンドへ運びました。内川選手のサヨナラホームランは、プロ16年目で初めてだそうです。これは意外ですな。その前の打席では押し出しの四球を選び、この試合2打点を挙げております。
投手陣ですが、先発の武田投手が6回途中(5回1/3)を投げて被安打8・5奪三振・2四球・5失点。4回までは無失点だったのに、5回に2アウトから4連打を浴びて4失点。2週続けて炎上してノックアウト、長谷川選手と内川選手に救われたんでよかったけど、次も滅多打ちされたら2軍行きだぞ。
勝利投手となったスアレス投手は、8回から4番手で登板し、2イニングを投げてパーフェクトピッチング。今季4試合目の登板で来日初白星を手にしました。17日の楽天戦から登板間隔が開いたけど、それを感じさせない素晴らしい快投でした。

日ハムとの2連戦を1勝1敗で終え、パリーグ首位をキープしたホークス。今後は26日・27日に京セラドームでオリックスとの2連戦、29日からはヤフオクドームで西武との3連戦が控えています。来週も白星を積み重ねて、首位で4月を終えたい。





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