日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

東京五輪の新エンブレムは、A案の「組市松紋」に決定。

2016年04月26日 | Weblog

東京五輪・パラリンピックの「佐野研二郎案」のエンブレム白紙撤回騒動から約8ヶ月、新たな大会エンブレムが25日に発表されました。1万4599の応募作品の中から、A案の「組市松紋」、B案の「つなぐ輪、広がる和」、C案の「超える人」、D案の「晴れやかな顔、花咲く」の4作品が最終候補として残り、この日の最終審査で「組市松紋」のA案が選ばれました。


最終審査は21人の委員の投票で決まり、過半数(11票以上)を獲得した作品が選出。1回目の投票で、A案が過半数の13票を獲得し、B案が1票、C案が2票、D案が5票を獲得しました。その後の理事会では、エンブレム委員会の決定が満場一致で承認されました。
A案をデザインしたのは、東京都在住のアーティスト・野老朝雄(ところあさお)さん。市松模様を藍色で描き、3種類の四角形を組み合わせたデザインには、国や文化・思想などの違いを示し、多様性と調和のメッセージが込められているそうです。自身の案が採用された事について、「頭が真っ白」になったと心境を語り、「とても時間をかけて作ったもので、わが子のような作品。これから色々な形で広がってほしい」とコメントしました。
A案の作者・野老朝雄さんは、東京造形大学を卒業した後、大名古屋ビルヂングの外装、愛・地球博のトヨタグループのパビリオン、工学院大学の総合教育棟などをデザインしています。2013年からは武蔵野美術大学の「空間演出デザイン学科」で非常勤講師を務めております。
エンブレム委員会の宮田亮平委員長は、「市松模様は世界中で愛されている。一色で寡黙でありながら多弁。日本人らしさを秘めている」と称し、「エンブレムを愛していただき、2020年まで応援し続けていただきたい」と述べました。


以前このブログで、新エンブレムの最終候補について、「個人的にはD案がお気に入りだ」と書きました。Yahooの意識調査では、約5万5000票以上集めたB案が一番人気で、D案が約5万票で2番人気。A案に至っては、4案の中で裁定人気(約3万票)でした。アンケートの結果を考えれば、B案とD案のどちらかが選ばれるかと思われたんですがが、委員会の投票でA案が過半数を獲得し、有力と言われていたB案がわずか1票のみ。番狂わせというか、波乱の結果となりましたなあ。
これから東京オリンピック閉幕までの約4年間、新しいエンブレムが毎日見られます。慣れるまで多少の時間がかかるかもしれないけれど、みんなに愛されるエンブレムになればいいなと思っています。




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