福岡ソフトバンクホークスは４月１日から北海道日本ハムファイターズと３連戦を戦っていますが、静岡で行われた初戦は、３点も先制された後、一旦は追いつきながらも９回裏にサヨナラ負けを喫しました。ホークスはこれで３カード連続で初戦を落とした事に。２日は東京ドームに舞台を移して行われ、日本ハム・メンドーサVSソフトバンク・バンデンハークの外国人同士の先発で始まりました。
両チームのスタメン
日本ハム ソフトバンク
１（中）陽岱鋼 （左）長谷川勇也
２（左）西川遥輝 （遊）今宮健太
３（二）田中賢介 （中）柳田悠岐
４（一）中田翔 （一）内川聖一
５（指）近藤健介 （右）中村晃
６（三）レアード （三）松田宣浩
７（右）谷口雄也 （指）カニザレス
８（捕）大野奨太 （二）本多雄一
９（遊）中島卓也 （捕）谷裕亮
（投）メンドーサ (投）バンデンハーク
１回、ホークス先頭の長谷川が相手のエラーで出塁すると、今宮がキッチリと犠打を決める。２死３塁と一打先制のチャンスで、４番・内川が日ハム先発・メンドーサの５球目の変化球を振り抜き、レフトスタンドに突き刺さる２ラン本塁打！４番の一振りでホークスが２点を先取します。
さらに３回、今宮のヒット、柳田の四球で無死１,２塁とし、内川がピッチャーゴロに打ち取られて併殺打かと思われたが、メンドーサが２塁へ悪送球。この間に２塁走者・今宮がホームインし、ホークス１点追加。なおも無死１,３塁で、中村がレフトへの犠牲フライを放ち、３塁走者・柳田生還で４点目。ホークスが３回まで４－０とリードを拡げます。
４点の援護を貰ったバンデンハークは、３回裏に２死から連続四球を与え、２人のランナーを背負いますが、４番・中田をライトフライに打ち取り無失点で切り抜けます。しかし５回裏、簡単に２アウトを取った後、西川にストレートを狙われ、左中間スタンドへのソロ本塁打を浴び、１点を失います…。
さらに追加点がほしいホークスは、５回にヒットと四球で１死１,２塁のチャンスを作るも後続が凡退。６回と７回はメンドーサの前に３人に抑えられます。
ホークス３点リードの８回、２番手のバリオスが１死後に西川と田中に連打を浴び、さらにダブルスチールで２死２,３塁とされる。なんとか反撃を断ちたかったが、近藤にライト前の２点タイムリーヒットを打たれてしまう。これでスコアも４－３と１点差に詰め寄られた。しかし、９回裏に守護神・サファテが日ハム打線を３者凡退に切って取りゲームセット。ホークスが４－３と逃げ切りました。
2016年４月２日 パリーグ
日本ハム－ソフトバンク ２回戦 東京ドーム
（１勝１敗 試合時間 2時間55分 / 観客数 34,484人）
H ２０２ ０００ ０００ ４
F ０００ ０１０ ０２０ ３
【勝】バンデンハーク １勝
【負】メンドーサ １敗
【Ｓ】サファテ ２Ｓ
本塁打 【ソ】内川 １号ソロ
【日】西川 １号ソロ
東京ドームでの日ハム戦は、内川選手の２ラン本塁打などで日ハム先発・メンドーサ投手から４点を奪い、投げてはバンデンハーク→バリオス→サファテの外国人リレーで日ハムの追撃を振り切りました。先行逃げ切り勝ちで連敗を阻止したホークス、またしても勝率を５割に戻しました。前夜のサヨナラ負けのショックを払拭できてよかったです。
この日の先発ピッチャー・バンデンハーク投手は、７回まで105球を投げて、被安打４・５奪三振・２四死球・１失点。立ち上がりからランナーを背負いながらも、４回までゼロに抑え、５回にホームランで失点を喫しましたが、６回と７回を続けて３者凡退に抑えました。今季２度目の登板で初白星を挙げたバンデンハーク投手は、これで昨年からの連勝を10に伸ばしました。デビューから無傷の10連勝は42年ぶり４人目ですが、外国人投手では史上初の快挙だそうです。「バンデン不敗神話」はどこまで続くのか？
打線の方はチーム全体で５安打。１番に起用された長谷川選手は、最初の打席で出塁し、内川選手のホームランで先制のホームを踏みました。５番に抜擢された中村選手は、第２打席で犠牲フライを放っております。この日の打のヒーローとなった内川選手は、第１打席で今季第１号ホームランを放つと、５回の第３打席ではレフト前ヒットと、メンドーサ投手から２本のヒットを記録しました。キャプテンの一発は大きかったですね。
３日・日曜日のデーゲームは、日ハム・有原航平VSソフトバンク・武田翔太の予告先発で行われます。武田投手は先週の楽天戦では９回まで無失点に抑え、延長10回に味方打線が７点を奪ったおかげで、勝ち投手になりました。今度の登板で自身２連勝が掛かっています。日曜日の試合も勝って、今季初の貯金１＆カード勝ち越しとなるでしょうか？
アクセス
トータル
ランキング
このブログはお知らせメール設定がOFFになっています。
