日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

芸能人薬物裁判 酒井法子被告に有罪判決。

2009年11月10日 | Weblog

今年8月に覚醒剤所持で逮捕で逮捕された酒井法子(本名・高相法子)被告の判決公判が、9日に東京地裁で行われました。10月の初公判では、4年前から吸い始めた、夫とは離婚を考えている、覚醒剤と決別し介護の勉強に取り組みたいなどを明かし、検察側は懲役1年6カ月を求刑したのに対し、弁護側は寛大な刑を求めていました。初公判から2週間後、注目の判決はどうなったか?


開廷前、初公判の時と同様、日比谷公園には約20席の傍聴席を求める人たちが長蛇の列を作りました。傍聴希望者の数は3030人、競争率は144倍と高水準。地裁前にはテレビ局のクルーが陣取り、台湾のテレビ局も取材に来ており、海外でも酒井被告の裁判に高い関心を持っているようだ。酒井被告は、後半に向かうために自宅マンションを出た後、黒いワゴンに乗り込んで地裁に向かいました。この日は黒いスーツ姿で。
そして午前11時30分、判決公判がスタート。村山浩昭裁判官が酒井被告に判決主文を言い渡し、「懲役1年6カ月に処す」、「この裁判が確定した日から、3年間その刑の執行を猶予、覚醒剤は没収」と発言。つまり、酒井被告に「懲役1年6カ月・執行猶予3年」の有罪判決が言い渡されました。
判決理由については、奄美大島のホテルでの吸引、南青山の自宅での所持の2点を「罪となるべき事実」として挙げました。裁判官は「旅行先での使用、使い残しの覚せい剤を使うために保管するなど、被告人の覚醒剤に対する親和性・執着は明らか」、それに覚醒剤の常習性やある程度の依存症があると述べました。さらに、「音が逮捕されると見るや現場から立ち去り、転々と逃亡するのは極めて卑劣」、「刑事責任は決して軽いとはいえない」と論じました。
次に執行猶予の理由には、①本件を認めていて、覚醒剤と決別して夫と離婚も考えている。②芸能事務所を解雇されるという社会的制裁を受けた。③前科無しで初犯という事情から執行猶予をつけたのでした。
判決文を読み終えた後、裁判官が「あなたの罪は決して軽くないと考え、今後覚醒剤と絶縁してください」と被告に呼びかけ、「あなたは芸能人として活動をされ、ドラマなどで色々な役をされていたようですが…。残念ながら今回のことは現実です」と念を押したのであった。結局、判決公判は短時間で閉廷。酒井被告の裁判は終わりを迎えました。

というわけで、酒井被告に懲役1年6カ月・執行猶予3年の有罪判決が下されました。初公判では実刑を求めていましたが、初犯という理由で執行猶予がつきました。裁判官が酒井被告に対して言い放った「残念ながら今回のことは現実です」は名言に近い。
中国のニュースでは「玉女から毒女に転落」と厳しい口調で伝えていました。玉女とは玉のように美しい女性、毒女=薬物に染まった女という意味らしい。かつての所属レコード会社・ビクターエンタテインメントは、「判決の内容を真摯に受けとめ、自分自身のやったことを深く反省し、1日も早く更生してくれることを心から期待しています」とコメントを出しました。
裁判も終わった事で、酒井被告の報道は一旦終わりを迎えるだろう。次は夫の高相被告との離婚がいつ成立するかがテーマになりそうだ。判決公判が終了後、高相被告に離婚届を送りつける意向を示している、年内にも離婚成立の可能性が高い。一部報道では「12月11日がXデー」だと言われてますが、果たして…。執行猶予3年間は短いようで長い、その間はは介護の勉強に専念し、芸能界には戻らないかもしれません。法廷で「覚醒剤は2度としない」と誓った酒井被告、薬物から抜け出せるのか?


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