Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

お花見菓子。

2009-04-12 07:47:56 | 料理
今週は暖かくて桜も最盛期を過ぎた模様。
ダンナさんの先週のお花見大会は雨で中止になったのですが、今週になって延期とのこと。つまり、もう一度今週にやるということになりました。

よってお花見菓子作りも再度作ることになりました。メニューを変えようかとも思いましたが、材料がまだもう1ターン分あること、食べる人も先週とは異なるため当初の予定通りのメニューで再製作することにしました。

やはり前日の朝、仕事に行く前にブルーベリーマフィンを2バッチ24個焼いておきました。前回は初めて作るレシピだったのですが、今回は2回目という事でコツと出来具合が分かっており、前回よりかなりうまく作ることができました。

改善点としては、前回はヨーグルトの水切りをしましたが、せずに牛乳量も減らさずに少し生地をゆるめに作りました。
もう一点は前回はジャムを使ったのですが、ジャムが爆発気味でしたので、入れたものは量を控えめに。入れなかったものも作ってみて、代わりにベリーの缶シロップを小さじに半量加えてみました。
ついでに前回はオリジナルのレシピから手順を省いたレモンの皮も卵液に加えてみました。

今回はジャム量が少なかったせいもあって、爆発もせず見た目は相当な改善。生地も緩めにつくったため、量も少し増え前回よりさらに膨らんだ綺麗なキノコ型になりました。食感は今回の方が焼きが良かったせいか外側はカリッとして中はふんわり。味はレモン皮を入れたためなのかすっきりとした甘さになりました。ジャムも少なめにしたので、甘みが抑えられたためかもしれません。全体的に見ても今回の方がかなりいいものができました。やはり作りなれることは大事だなあと思います。

当日の朝は前回は見送ったイチゴ大福作り。前回も予定していたので小豆あんだけは作っておき、中止になったため冷凍保存してありました。モチ粉などの材料は購入してあったので、保存の利かないイチゴだけを再度買いなおすだけで済みました。ただ今週はややイチゴが高めだったので小粒の最安値を探すのにちと苦労しましたが。。。
マフィンを前日朝に作っておいたので、その夜はイチゴ大福の下ごしらえをしておきました。

イチゴは洗ってヘタをとり、水気をよく切っておきます。

ラップに小豆餡を大さじ1杯ほど置き、薄く広げてイチゴをのせます。

ラップで丸めるようにイチゴが小豆餡で隠れるようにくるんでフィリング完成。ノルマの22個を作ってバットに並べ、ラップをして冷蔵庫で翌朝まで保存。とりあえずここまでやっておけば、朝は大福生地をつくってくるむだけで出来上がります。

大福生地用に今回はもち粉を採用。白玉粉より1割ほど安かったのが主な理由ですが、作り方も味もほとんど遜色ないとのこと。一袋で約15個くらいの目安なので、小粒イチゴで小さめに作って何とか20個できるかが勝負どころです。

当日早朝、大福生地作り。今回も2バッチ仕様で作りました。大福生地も冷めると包みにくくなるので、暖かい間に餡を包み込まなくてはいけません。普段の10個程度なら何とか最後の1つまで暖かい状態でこなせますが、それでも最後は少し包みにくくなっていることがありました。20個となると最後はどうなることやら。
よって少し手間ですが、半量づつを2回製作することにしました。

ボウルにもち粉と水、砂糖をいれてかき混ぜておきます。もち粉が水を吸ってまとまってきたら蓋をして電子レンジにかけます。

600wで2分かけて一度とりだし、ゴムベラで全体を大きく混ぜながら軽くこねます。
まだこの段階では全体が加熱されておらず、加熱されている部分が半透明で、未加熱の部分は白い塊のまま点在しています。混ぜると全体が均一化して少し粘りがでてきます。
軽く捏ね混ぜてもう一度蓋をして電子レンジで1分加熱。

今度は全体に火が通り、完全なモチ状態に。今までの作ったレシピより水が少ない感じがして火が通りやすい気がしました。それとも今までは白玉粉で作っていたので、意外にモチ粉の方がうまくいくのでしょうか?

ここでまだモチ状態に不満足ならさらにかき混ぜてレンジで1分追加とのことですが、今回はこれで十分。

大皿に片栗粉を敷いて生地をボウルから移し、片栗粉を全体に軽くまぶして、10等分に手でちぎりながらまな板へ並べておきます。
思ったより在庫の片栗粉が少なかったため、片栗粉をセーブしながらの作業になり、ここからやや波乱な展開に。

片栗粉は手粉になり、多すぎてもダメなのですが、少ないと手や容器にモチが引っ付きかなり作業性が悪くなります。
10個に切り分けるときもかなり手について大変でしたが、無くなるともっと危険なので何とか粉を薄く薄くつけて作業を続けました。

ちぎり分けたモチ生地を平べったく伸ばして手のひらに載せて、前日作ったイチゴ餡のイチゴのとがったほうを上にして中央部にのせ、包み込んでいきます。モチ生地が暖かい間は生地がよく伸びるので簡単に包むことができます。イチゴが小さく小豆も薄く包んだ成果もあり、1バッチで11個程度作ることができ、何とかノルマは達成。

同じ工程をもう一度繰り替えし、何とか片栗粉の方も持ちこたえて22個作ることができました。

マフィンと共に箱に詰めてダンナさんの出勤前に無事完成。この日は先週とうってかわってかなり暖かく暑いくらいでしたので、花見にはかなりよかったと思います。
思ったより遅くまで花見をしていたようで、日がとっぷりくれた19時にかなりほろ酔いでご帰還でした。

今回のお花見菓子は2回作ることになり、やや大変でしたが、マフィンの技量アップにはかなり貢献してくれたと思います。



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コメント (2)
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