Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

メンズシャツ製作(第1日目)。

2008-05-19 20:24:01 | 服作り
先日やっと本を購入しました。
先月からずっとどのジャンルにしようか迷っていたのですが、当初の予定とは全く違ったインド料理の本とソーイングの本になってしまいました。

ソーイングの本は、ちょっと衝動的買い物になったのですが、ここ数年来の懸案事項であるダンナさんの服試作のため、思い切って購入しました。
自分の服は編み物を含めて年にいくつかは作っているのですが、ダンナさんのものはお弁当小物など雑貨系以外の服などはほとんど作ったことがありません。10年前くらいに作ったセーターくらいでしょうか。自分服のように妥協で着てもらいないため、どうしても製作は億劫になってしまいます。作らなければうまくならないのですが、着る側は既製品的な感覚で待ち構えているので、そのギャップを埋めるのは大変。
というのも、自分の技術はパターンは6年前に習いに行ったものの、ソーイングは義務教育のみ。あとは経験でやっていますので、かなり適当。。。
でも義務教育も捨てたものではなく、それなりの服は縫うことが出来ます。家庭科の実技レベルでも自家用であればたいていの服は作れると思います。要は経験と機転がものをいう。
ダンナさん用はズボンとワイシャツが作れるようになるのが一応の目標です。自分用はコートやジャケットの高ものアウターがきっちり作りこめるようになりたいところですが。。。。

買った本は最近出たばかりの"男のシャツの本"。シャツだけが20種類程度載っている本で写真が非常にきれい。モデルが着ていないので現実感がなく、さらにきれいに見えるように思います。作り方の記載は丁寧ではないので、ソーイング初めてでは他の部分縫いの本が必要かもしれませんね。カウスの部分などは初めて縫うので、私も図書館で部分縫いの本を別途探してこなければならないかも。

でも非常に見栄えの良い本で、この本のおかげで作るモチベーションが一気にアップしたようなものです。型紙も付いているので、自分服のようにパターン製作からせず、標準のM寸でシンプルなシャツをとりあえず試作してみることにしました。できるだけ気負わないようにして、作ってみてうまくできなくても、もう一回作ってみるくらいの余力を残しておくようにしています。

昨日にシャツの生地を探しに御用達の布地屋さんへ。たいていの布地はある大きな専門店なのですが、男性用のワイシャツ生地というものは特にないとのこと。私的には百貨店の紳士Yシャツの仕立て売り場のようにシャツ生地みたいなものが売られていると思っていたので、ちょっとびっくり。普通の服地は女性ものがほとんどで、柄も花柄などどうしてもフェミニン系が多く、男性用にはちょっと難しいものばかり。無地になると薄手のものが多く、ストライプ系の男性用服生地というのは意外にない。。。やっと見つけたのはイタリア製のもの2点のみ。これも女性用の特選服地で売られていました。さすがに試作にはちょっと値段が高め。

やはりダンナさん用になかなか服を作る人はいないのでしょうか。自分用や子供用には作る人は多いようですが、紳士ものとなると出来栄えによって着ないし、喜ばないからなのでしょうか。。。問題はいずこも同じなのかも。

とりあえずということで、綿のムラ染めの細かなストライプの生地を何とか見つけて買いました。こちらは1m300円ほど。これで試作してうまくできればイタリア製で作ってみたいと思います。うまく出来れば、Yシャツのコストダウンが相当できるということにもなりますね。

本日は型紙製作から。パターンは本に別紙でついているのですが、他のパターンと重なっているのでそのまま切って使うわけにはいきません。

M寸パターンをトレーシングペーパーに写し取って部分パターンを作ります。
一般にはハトロン紙を使うのですが、わざわざ買わなくていいように、薄手の紙で作ります。今回はトレース用に昔に買ったトレーシングペーパーと代用。ハトロン紙のように大きな紙ではないので、セロテープでつぎはぎして適当な大きさにし、鉛筆でパターンをなぞり、写し取っていきます。自分服のパターン製作の時は透けなくていいので、包装紙の裏やカレンダーで作るのが定番です。

写し取ったパターンに縫い代をつけます。いつもはパターンを作ったら出来上がり線のまま切り取って、布に貼り付けてから裁断時に縫い代をつけていたのですが、今回は縫い代つきパターンで作る方法にしました。パターンを習いに行った時の先生はソーイングする際は縫い代付きパターンで作る方法を推奨していました。今回の本も縫い代付きで作るように記載されていました。どっちが楽かは作ってみてのお楽しみですね。一長一短があるとは思いますが。。。

できたパターンを縫い代線で切り取って、パターンは完成。

次は布の地直しです。義務教育の家庭科でソーイングの基本でよく習うものですが、今回はかなり簡単にしました。霧をふいてアイロンで布目を整えるだけ。
本来は水に数時間漬けて脱水し、アイロンで補正するのですが、お試し製作ということなので、省力できるところは省力で。イタリア製の生地を買ったら本格的にするということにしましょう。

アイロンをかけた生地に切り出したパターンを載せて裁断。普通は全部のパターンを載せて配置を決めてから裁断するのですが、パターンを各パーツ1枚しか製作していないので1枚取りから4枚取りまでさまざまなとり方をパーツによってしなければならないため、パターン1枚では非常に難しい。布地の量は足りている自信はあったので、切り出しながら配置していくことに。

思いつきでやったこのやり方も初めてでしたが、かえって布地の節約になりました。細かく部分的に生地を折りたたんでパーツを並べられるので、生地の無駄なスペースがなくできました。布はしぎりぎりまでパターンを寄せられる縫い代付きパターンのおかげでもあるんですが。。。

布を裁断したこところで、本日の作業終了。1日で型紙おこしから裁断までできました。なかなかいい進度です。明日は印を切り仕付けでつけ、早速縫いに入る予定です。今週中の仕上がるといいですね。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« イングリッシュ・マフィン。 | トップ | コーンブレッド。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

服作り」カテゴリの最新記事