Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

アケビのチーズ豆腐ロースト。

2009-09-28 09:25:51 | 料理
食料品を見ると、季節の移り変わりがよく分かります。
フルーツ類は特に入れ替わりが激しく、値段も上下するので今でも旬が分かりやすいですね。

最近スーパーでアケビを見かけるようになりましたが、今まで調理して食べたことがなく、一度試してみようと思っていたので、今回のレシピブログの「フレシネ」レシピモニターをきっかけに料理してみることに。


今回は3本の内、甘辛中間味のセミセコ・ロゼに合わせてみました。
このロゼ色のワインは料理とともにテーブルに出すと色合いもよく、華やかになりおうちバールといった感じになりますね。

アケビは和食ではてんぷらや炒め物で使われることが多いようですが、スパークリングワインに合わせるということで、もちろん洋風仕立てに。
味はナスに似ているとのことからグラタン風で作ってみることにしました。

まずはアケビのアクぬきから。
アケビに切り目を入れて種とワタを取り出します。熟すと生でもたべられるようですが、アクがあるので基本的には苦いらしい。特に種は苦いので取り出すのは必須。

種もワタごとごそっと取れるので、スプーンですくって簡単にきれいにとれました。
中に大きな空洞ができるので詰め物には最適ですね。

鍋に水とアケビをいれて軽く下ゆでします。少し水が黒くなるのでアクがでている感じです。思ったほどアク感は少なかったです。味もこの状態ではほとんどなく、弾力のあるナスっぽい。アケビだけではおいしいものとは言えないですね。
皮の色もナスと同様加熱によって茶色へと変色。見た目はジャガイモっぽくなりました。

余熱を取りを兼ねて水にさらしておき、その間にフィリング作り。
アケビがかなり淡白な味のため、ちょっとパンチの効いたフィリングにしました。
ボウルに豆腐、おから、ヨーグルト、カレーペースト、ピザ用チーズを加えて混ぜ、塩コショウで味を整えます。

普段ならカレー粉を使うところですが、今回は先日作ったグリーンカレー用のペーストを使いました。
少量ですごい辛さなのでほんの少量加えました。
それでも結構辛いのでヨーグルトで中和。おからはフィリングの水分調整のために加えました。油も火も使わずヘルシーで楽チンなフィリングです。

冷めてアクの抜けたアケビに豆腐フィリングをたっぷりと詰めます。空洞が大きいのでかなり沢山フィリングが入りました。ボリュームを押さえたい場合はあけびを半切りにしてオープンボートグラタン状態にしてもいいですね。

粉チーズとパン粉を上から降りかけて180度に予熱したオーブンで10分程度焼き色が付くまでやきました。
アケビは加熱済みで、フィリングは生でも食べられるものなので全体が温まり表面がこんがりと焦げ目がつけば O.K.。

肉を使っていないので、ベジ仕様。チーズを抜けばビーガン仕様になりますね。
トマトソースを添えて食べてもいいですが、ベジ仕様でなければマヨネーズをかけるのがお勧め。

仕上がりは見た目はジャケットポテトのようですが、なすの詰め物のような味ですね。あっさりとしていますが、カレー味のフィリングと良く合い、ボリュームがありますが、軽い仕上がりなので1個ペロッと食べられます。
アケビはなかなかとっつきにくい食材ですが、これならカレーの辛さを調整すれば子供でも十分対応可。もちろん、ワインともよく合いました。


残るはあと1本。何を作ってみようかな。
この料理を作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
Cpicon アケビの豆腐チーズ・ロースト。 by PCWP

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