レシピブログの「フレシネ」レシピモニター第3弾。
今回は3つ目の甘口スパークリングワイン"カルタ ネバダ"に合う料理を作ってみました。
夏に行ったイギリスの本屋で立ち読みしていたアメリカのグルメ雑誌の中で見つけた"ミニ・ポップオーバー"がおいしそうだったのを思い出して作ってみることに。
以前にも御用達書のポップオーバーを参考に作ってみたのですが、今回は違うレシピを参考にして作るので、御用達書の解説を検証する上でもいい機会となりました。
作り方は御用達書よりさらに単純。
ボウルに豆乳、卵、小麦粉、植物油、塩、こしょうを混ぜ合わせます。
もちろん、通常レシピは豆乳ではなく、牛乳を使用。我が家は牛乳撤廃中なので豆乳で作っています。小麦粉はいつものとおり、薄力粉と強力粉のブレンドです。
前回に比べ小麦粉の量だけが半分になり、関西人的感覚で言えば、前回が"たこ焼き"とすれば、今回は"明石焼き"という感じでしょうか。
混ぜ方も前回は卵と牛乳を混ぜてから小麦粉と塩を混ぜていましたが、今回は全部一度に混ぜてしまいます。雑誌レシピでは溶かしバターを使っていましたが、今回はチーズ風味を生かすために植物油に変更。型に塗る方も予熱で焦げないよう植物油にしました。
全体がなじんだところで角切りにしたクリームチーズとパルメザンチーズを加え、軽く混ぜ合わせて、蓋をして冷蔵庫で一晩寝かせました。
レシピでは1時間寝かせればよいことになっていましたが、今回は朝一番に焼きたかったので前日に生地を作りおきしてみました。といっても材料を混ぜ合わせるだけですが。。。
作りおきができれば、数を作る場合のパーティ仕様には何かと便利です。
翌朝、冷蔵庫から早めに出しておき、マフィンカップの準備。
オーブンを200度に予熱しておき、その間に型に油を塗っておきます。
さらに植物油を小さじ1/2ずつを各マフィンカップに入れて、予熱したオーブンに型を3分空焼きして型を予熱しておきます。
油を熱すると煙が出てくるので注意が必要です。型の空焼き中はオーブンから目を離さないこと。また、予熱後は油がかなり熱くなっているので取り扱いに要注意ですね。
冷蔵庫から出した生地を軽く混ぜてから、予熱した型に生地を各カップに8分目まで素早く注ぎいれます。
すぐにオーブンに戻して大きく膨れるまで18分くらい焼きます。
ベーキングパウダーを入れていないのに途中でむくむくと大きく膨れてくるのがこの料理の面白いところ。
焼きたてをすぐに食べるのがポイント。スフレのように冷めるとしぼんでしまうかと思いましたが、あまりしぼむことなく形は保っていたので上出来。
オーブンの火回りのムラがよくわかる料理で、オーブン熱の強いところのカップは大きく膨らみ、熱周りが弱いところは膨らみが悪くなります。
焼き方は御用達系レシピよりも短く、200度の状態で20分弱で済みました。温度を下げてさらに焼く必要なかったですね。あまり焼きすぎると、卵の割合が多い生地なのでこげてしまい、硬くなるので今回はこの程度がいいのかも。
やはり高温一気焼成がこの料理の最大ポイントで、予熱と最初の高温で膨らみ方が決まるようです。シュー生地と同じく途中で扉を開けないのは鉄則ですね。
御用達系のレシピより膨れ方はやや小さくなりましたが、ふんわり感は今回の方が上。
粉の割合が少ないのも膨らみに影響するのでしょうか。その代わり食感はかなり柔らかでお菓子的。
中は空洞になっていますが、かりっと感がなくちょっともっちりとした塩味シュー皮的でした。クリームチーズのリッチさとほんのりとした酸味も上品で、今回の甘めのワインともよくあうと思います。
ランチパーティの前菜に一番合いそうな料理ですね。
今回のものは焼けてできた空洞に詰め物はせず、2種類のチーズ味の"セイボリー・シュー"として生地自身の味を楽しむものになりました。今回は女性ウケがいいかもしれませんね。
今回は甘めのワインに合うように風味の弱いクリームチーズを使ってみましたが、ブルーチーズなどの熟成もの変えれば、先日合わせた"コルドン・ネグロ"や"セミセコ・ロゼ"など辛口系にも合うようにアレンジできると思います。
ちなみにグルメ雑誌のレシピでは聞いたこともないようなチーズ("Provolone")を使っていましたが。。。
パーティの趣向に合わせて応用が利きやすい料理ですし、ミニマフィン型で作れば、この量でも一回の焼成で大量に作れるのでいいですね。どちらかと言えば小さく作る方が火回りがいいので作りやすいかも。
作り比べてみて御用達書の解説はほぼ正しいことはわかりました。でも混ぜ方は、混ぜすぎなければ、今回のやり方でも十分な感じ。食感的には今回の配合の方が私好みでした。
仕事が始まってなかなか料理へのモチベーション上がらない日々でしたが、今回のモニター参加でまた創作意欲がでてきましたので、新しいレシピを試していきたいと思います。食材レポも続けていきたいですが。。。
このポップオーバーを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
ダブルチーズ・ポップオーバー。 by PCWP
以前に作った御用達系のポップオーバーの作り方はこちら↓。
ポップオーバー by PCWP
ぜひ作り比べてみてください。
(注)上記のレシピは試作をもとにより食べやすく作りやすいように一部材料や分量、作り方などを自分なりにアレンジしています。
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今回は3つ目の甘口スパークリングワイン"カルタ ネバダ"に合う料理を作ってみました。
夏に行ったイギリスの本屋で立ち読みしていたアメリカのグルメ雑誌の中で見つけた"ミニ・ポップオーバー"がおいしそうだったのを思い出して作ってみることに。
以前にも御用達書のポップオーバーを参考に作ってみたのですが、今回は違うレシピを参考にして作るので、御用達書の解説を検証する上でもいい機会となりました。
作り方は御用達書よりさらに単純。
ボウルに豆乳、卵、小麦粉、植物油、塩、こしょうを混ぜ合わせます。
もちろん、通常レシピは豆乳ではなく、牛乳を使用。我が家は牛乳撤廃中なので豆乳で作っています。小麦粉はいつものとおり、薄力粉と強力粉のブレンドです。
前回に比べ小麦粉の量だけが半分になり、関西人的感覚で言えば、前回が"たこ焼き"とすれば、今回は"明石焼き"という感じでしょうか。
混ぜ方も前回は卵と牛乳を混ぜてから小麦粉と塩を混ぜていましたが、今回は全部一度に混ぜてしまいます。雑誌レシピでは溶かしバターを使っていましたが、今回はチーズ風味を生かすために植物油に変更。型に塗る方も予熱で焦げないよう植物油にしました。
全体がなじんだところで角切りにしたクリームチーズとパルメザンチーズを加え、軽く混ぜ合わせて、蓋をして冷蔵庫で一晩寝かせました。
レシピでは1時間寝かせればよいことになっていましたが、今回は朝一番に焼きたかったので前日に生地を作りおきしてみました。といっても材料を混ぜ合わせるだけですが。。。
作りおきができれば、数を作る場合のパーティ仕様には何かと便利です。
翌朝、冷蔵庫から早めに出しておき、マフィンカップの準備。
オーブンを200度に予熱しておき、その間に型に油を塗っておきます。
さらに植物油を小さじ1/2ずつを各マフィンカップに入れて、予熱したオーブンに型を3分空焼きして型を予熱しておきます。
油を熱すると煙が出てくるので注意が必要です。型の空焼き中はオーブンから目を離さないこと。また、予熱後は油がかなり熱くなっているので取り扱いに要注意ですね。
冷蔵庫から出した生地を軽く混ぜてから、予熱した型に生地を各カップに8分目まで素早く注ぎいれます。
すぐにオーブンに戻して大きく膨れるまで18分くらい焼きます。
ベーキングパウダーを入れていないのに途中でむくむくと大きく膨れてくるのがこの料理の面白いところ。
焼きたてをすぐに食べるのがポイント。スフレのように冷めるとしぼんでしまうかと思いましたが、あまりしぼむことなく形は保っていたので上出来。
オーブンの火回りのムラがよくわかる料理で、オーブン熱の強いところのカップは大きく膨らみ、熱周りが弱いところは膨らみが悪くなります。
焼き方は御用達系レシピよりも短く、200度の状態で20分弱で済みました。温度を下げてさらに焼く必要なかったですね。あまり焼きすぎると、卵の割合が多い生地なのでこげてしまい、硬くなるので今回はこの程度がいいのかも。
やはり高温一気焼成がこの料理の最大ポイントで、予熱と最初の高温で膨らみ方が決まるようです。シュー生地と同じく途中で扉を開けないのは鉄則ですね。
御用達系のレシピより膨れ方はやや小さくなりましたが、ふんわり感は今回の方が上。
粉の割合が少ないのも膨らみに影響するのでしょうか。その代わり食感はかなり柔らかでお菓子的。
中は空洞になっていますが、かりっと感がなくちょっともっちりとした塩味シュー皮的でした。クリームチーズのリッチさとほんのりとした酸味も上品で、今回の甘めのワインともよくあうと思います。
ランチパーティの前菜に一番合いそうな料理ですね。
今回のものは焼けてできた空洞に詰め物はせず、2種類のチーズ味の"セイボリー・シュー"として生地自身の味を楽しむものになりました。今回は女性ウケがいいかもしれませんね。
今回は甘めのワインに合うように風味の弱いクリームチーズを使ってみましたが、ブルーチーズなどの熟成もの変えれば、先日合わせた"コルドン・ネグロ"や"セミセコ・ロゼ"など辛口系にも合うようにアレンジできると思います。
ちなみにグルメ雑誌のレシピでは聞いたこともないようなチーズ("Provolone")を使っていましたが。。。
パーティの趣向に合わせて応用が利きやすい料理ですし、ミニマフィン型で作れば、この量でも一回の焼成で大量に作れるのでいいですね。どちらかと言えば小さく作る方が火回りがいいので作りやすいかも。
作り比べてみて御用達書の解説はほぼ正しいことはわかりました。でも混ぜ方は、混ぜすぎなければ、今回のやり方でも十分な感じ。食感的には今回の配合の方が私好みでした。
仕事が始まってなかなか料理へのモチベーション上がらない日々でしたが、今回のモニター参加でまた創作意欲がでてきましたので、新しいレシピを試していきたいと思います。食材レポも続けていきたいですが。。。
このポップオーバーを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
ダブルチーズ・ポップオーバー。 by PCWP
以前に作った御用達系のポップオーバーの作り方はこちら↓。
ポップオーバー by PCWP
ぜひ作り比べてみてください。
(注)上記のレシピは試作をもとにより食べやすく作りやすいように一部材料や分量、作り方などを自分なりにアレンジしています。
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