Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

サフラン。

2008-04-10 19:00:06 | 料理
久しぶりに食材研究。
先日、料理コンテストに応募した残念賞でもらったサフランを初めて使ってみることにしました。最近、コンテストには外れるものの、モニター商品や残念賞には結構よく当たります。今回は黒酢に続くなかなか高価な品物が当選しました。

基本的に油の摂取は極力控える料理をしているので、バターライスを作ることはしませんでした。また、パエリアなどの色づけご飯を作る際は、色はターメリック粉末で代用。

というのも、サフランは香辛料ではかなり高価な部類で本物のホールタイプだと安いメーカーのものでもほんの数グラムで600円程度はします。用途も限られるため色づけだけなら、用途の広いターメリックで代用してきました。

圧力鍋を買って以来、使い勝手のよさから毎日何かしら圧力をかける日々が続いています。豆、芋、肉など夕食の準備と平行して短時間で下準備ができるので本当に重宝しています。昨日も鶏の骨付き肉を買ってきて圧力鍋でオッソーブーコ風なるものを製作。
その付け合せにご飯を一皿に盛り合わせようと思い、色の鮮やかなサフランバターライスを作ることにしました。

当選したサフランはメジャースパイスメーカーのホールタイプ。いわゆる本物の雌しべです。瓶詰めなのですが、中身はさらにパック詰めされていてほんの少量はいっていました。

パエリアレシピでよく使われるのですが、直接米と共に鍋に入れて炊いているように思っていたのですが、瓶の説明書きをみると"15分以上お湯にいれてふやかす"と書いてありました。また作ろうと思い立ったきっかけでもあるサフランライスのレシピ本にもあらかじめ湯に漬けているレシピになっていたので、とりあえず少量のお湯に漬けてみました。

サフラン自身は赤く、小さなおたまじゃくしのような形。香りはよいと思っていましたが、やや薬臭い、独特の香り。私的にはあまり好みではない風味です。
米1合分のバターライス製作なのでお試しで少量だけ使ってみることにしました。

計量カップにほんの一つまみのサフランとお湯40ccを加え、15分以上放置。お湯を入れた瞬間からお湯が黄色に染まり始め、15分ほど置いておくと黄色のお湯の出来上がり。少量ですが結構色が出ることはわかりました。

その間に米を洗って浸水させて鍋に入れ、水とサフラン水を足して1合になるように鍋に入れ、塩を少々加えて炊飯スタート。

普通に鍋焚きでご飯を炊いて、蒸らします。出来上がったご飯は黄色にはなっていますが、まっ黄色というほどではないですね。水の色ほど付いていませんでした。
米の浸水の時からサフラン水に漬けたほうが良かったのかも。量が足りないのかもしれませんが。。。

仕上げにバターと少量のマヨネーズ、パセリとにんにくパウダーを加えて調味して完成。香りはサフランの量が少なかったせいか特に香りを感じませんでした。
味はサフランの味というのはないのですが、ちょっとバターとマヨネーズの風味がしてそのままでもおいしいご飯になりました。やはり油は魔力がありますね。

鶏と盛り合わせると黄色が映えてなかなか豪華。カロリー面を考慮して、うまく使いこなすとリッチな外観の料理に一役かってくれそうです。
コメント
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