Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

スノーボール。

2008-04-06 07:39:58 | 料理
先日のお花見用お菓子の製作の続きです。
土曜日のダンナさんの職場の花見大会への持参菓子作り第二弾です。

1作目はマドレーヌでしたので、ブラウニーにでもしようかと思っていたのですが、触感の違うものを組み合わせた方が、食べてくれる人の好みに合わせやすいし、ブラウニーは作ったことがあるので、作ったことのないものを作りたいという私の要求から今回は"スノーボール"に。

マドレーヌでバターをたくさん使ったこともあり、バター菓子を2連続で作るのは私が食べないにしても気が引けるところです。

スノーボールはあまり売っているのを見かけないため、1,2回くらいしか今まで食べたことがありません。作り方はめちゃくちゃ簡単なのですが、コツと経験がいるお菓子です。

薄力粉と砂糖ときな粉をボウルに入れ、サラダ油を加えてサブレ生地のように砂状になるまで混ぜます。レシピでは混ぜ合わせるだけになっていたので、最初はゴムベラで混ぜていましたが、ラチがあかないようなので、手で指先を使ってタルト生地を作る要領に変更。レシピではこれだけで生地をひとつにまとめるようですが、握ればひとつになるけれど、成型するにはほろほろすぎました。

レシピが常に正しいとは限らないし、今回採用のレシピは一般人投稿レシピでしたので、分量が間違っていたのかもしれません。ここからは経験とカンで応用していくことに。

成型ができる粘りが必要だったので、サブレ生地の要領で水を加えて固めることに。加えすぎるとこれもべたべたになるので最小限度になるように少しずつ加えました。まだちょっと成型しにくい生地でしたが、ひとつにまとめずに小さなボール状にいきなり丸めてしまうことにしました。焼けて固まればいいのですから。。

天板にオーブンシートを引いて、一口大より小さめに20個成型。レシピの写真ではかなり表面がしっとりしているようでしたが、私のは乾燥肌。焼いて固まってくれるか少々心配でしたが、とりあえずオーブンへ。

160度のオーブンで15分焼き、オーブンから天板ごと出してそのまま冷却。焼く前と焼いた後で外観がほとんど変わらないので、やけ具合が良くわかりませんが、焼きたての生地は崩れやすいようで触らないのが、このお菓子のポイントの一つ。完全に冷めるまで待って硬さをチェック。

心配した硬さはなんとか合格。持ち運びには耐えれる硬さはあるものの、口に入れるとカリっとほろっと崩れる素朴な口当たりになりました。

最後に粉砂糖をビニール袋に入れてまぶして完成。

お花見当日にマドレーヌとスノーボールを箱に入れてお花見菓子の完成です。
やはり種類の違うものを入れると見栄えもするし、ウケない確率も半減です。

お花見会場は、超お花見日和だったこともあり、相当混雑していたらしく、人がいっぱいだったようですね。

お菓子のウケを聞いてみると、予想していたのとは逆にスノーボールの方がウケていたようです。バターリッチなマドレーヌの方がウケると思っていたのですが、かりっとした食感が酒のつまみによかったのか、男性が多かったので甘みが少ないことがウケたのかわかりませんが、食べてもらえたようでよかったです。

また来年は違うお花見菓子に挑戦したいですね。
コメント
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