かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

南海トラフ地震、いつ来るんでしょうね?

2016-05-30 22:12:03 | Weblog
 今日は昨日からの雨模様が少し残り、夕方まで晴れ間が見えない天気でした。梅雨には少し早すぎると思いますが、先日来の悪天候は、まるでそれを彷彿させるようなうっとおしい天気でした。明日からはまた晴れて暑くなるらしいですが、6月となると気分的にもいよいよ夏っぽい感じがしてきます。

 さて、昨年の今日は、笠原諸島の西方沖合地下590キロを震源とするマグニチュード8.5という大規模地震が発生し、日本列島全体が揺れた日でしたが、あれから1年、九州では大変な事態に見舞われましたが、関西の方は特に今のところ問題なくきています。ですが、南海トラフの地下のひずみはとんでもない事になっているのだそうで、ひずみの程度を赤で示した地図が出てましたが、それで見ると四国沖を中心にまんべんなく赤く彩られ、いつどこで地震が発生しても不思議ではない、と危機感を抱かせるような地図になっていました。実際には今くる、明日来る、というようなものではなく、ここ何十年かのうちに発生する確率が高い、ということのようですが、ヒトが意識できる時間単位よりはるかに長い尺度を持つ地学的な時間単位では、まさに今日明日、といったレベルの切迫した状況とも言えるのでしょう。この辺り、やっぱり地震学者の方々と一般庶民との間の意識の差は大変大きなものがあるように感じられますが、ただ、地震は残念ながら防ぐことができるものではありませんし、いつか必ず来るのなら、なるだけその時慌てないで済むように心がけしておく位しかできません。といってずっといつ来るかと構えて緊張していられるものでもありませんし、結局来た時はしょうがないと割り切り、地図は見なかったことにしておくのもまたひとつの方法かもしれないな、とも思います。
 しかし、地震って本当に防ぐことができないものなのでしょうか? そりゃまあとんでもないエネルギーですし、発生する所もまた人類には未知の深度の海底の更にその地下深くな場所なのですから、到底防ぐなどできるものではありませんが、今は無理でも将来はなにか方法が現れてもいいんじゃないでしょうか? そういう研究がいずれ動き出すことを期待したいですね。


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