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かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

万博の有人ドローン部品脱落事故、犠牲者が出るようなことにならなくて本当によかったと思います。

2025-04-27 19:00:45 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は7.7℃、昼の最高気温は26.3℃、五條市の朝の最低気温は4℃、昼の最高気温は26.5℃でした。今日は朝方はかなり冷え込みましたが、昼はよく晴れて急激に気温が上がり、日向では汗ばむ陽気になりました。明日は天候が傾き、早ければ朝のうちから雨が降り出すようですが、その後はまた晴れて、3日後に再び雨、という典型的な春の気候になってくる見込みです。

 さて、大阪万博の目玉の一つ、空飛ぶクルマこと有人大型ドローンが飛行中に突然異音を発して部品が弾け飛び、プロペラ1枚が外れて落下するという事故がありました。ドローン自体は18のプロペラで飛んでいるので1個位駄目になっても即墜落というような事態にはならず、また脱落した部品類による被害も無かったとのことですが、博覧会協会は「安全性が確認されるまで当面飛行を中止する」とコメントしています。
 元々多数のプロペラで無理やり浮き上がるというかなり強引な力技で飛ぶものですが、それだけに部品も多く複雑なのでしょうし、故障も起こしやすかったりするのかもしれません。端的に言って時期尚早、無茶が過ぎたということなんではないかと個人的には思いました。単なる想像に過ぎませんが、技術的にはまだお披露目できるほど成熟してなかったか、あるいはスペースシャトルが事故ったときのように、スケジュール問題や技術的困難さを理解しないオエラガタの無理強いで、安全第一を曲げて強行したとか、事情があったんではないでしょうか。
視点を変えてみれば、怪我人が発生するような重大な事故になる前に問題が発覚したというのは、技術の進化発展のためには僥倖な出来事だったとも言えるわけで、こういったアラを一つずつ丹念に潰していった先に、社会実装される未来があるはずです。現場の方々はコレにめげず果敢に挑戦して欲しいと思いますし、飛べと命じる側の人達には、自然法則にはどうあがいても勝てないということを理解したうえで現場に命じて欲しいと切に願います。
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