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かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

アフリカ・ガーナで魔女狩りで数百人もの女性が犠牲になっているなんて今どき信じがたい話ですが、事実なのだそうです

2025-04-15 18:52:01 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は9.5℃、昼の最高気温は14.2℃、五條市の朝の最低気温は7.3℃、昼の最高気温は13.8℃でした。今日は一日曇りがちで時折雨がパラパラと落ちてくる生憎の天気でした。南西の風がやたら冷たくて、外に立っていると文字通り凍えてきます。日が差す時はさすがに少し暖かみを増しますがそれもほんの一時だけですぐ陰り、冬に逆戻りしたかと思うほど、寒々しい一日でした。明日は天候が回復、明後日からは逆に初夏を通り越したかと思えるほどの陽気になるらしいという予報が出ています。長かった桜もようやくほぼ終わりつつあり、4月も後半に向けてだんだん春から次の段階へ進もうと言うところでしょうが、進み方が尋常ない歩幅で一足飛びをかましてきますから大変です。身体がついて行くのが難しそうですから、せめて無理だけはしないように心がける必要があるでしょう。
 さて、アフリカの西部の農村地帯では、いまだに魔法が広く信じられ、病気などは祈祷によって治す、呪術社会を形成しているそうですが、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが、ガーナで魔女狩りが発生、魔女扱いされた女性が数百人も殺害されているという、大変な人権侵害が生じていることを報告しました。ガーナでは魔女狩り禁止の法案を可決していますが、まだ成立しておらず実効ある施策になっていないらしいです。そこでアムネスティは、政府に迫害を禁じるよう法律を成立させることを要請し、啓発活動の必要を強調しています。
 いくらアフリカとはいえ魔女狩りとは、と驚くばかりですが、我が国でもスピリチュアルなものに救いを求めた挙げ句前代未聞のテロ行為に走った宗教風団体がありましたし、そこまで行かなくても社会的に色々問題視される狂信的な宗教活動は政府与党の背景など今でも散見される話でもあり、アフリカを未開と嗤うにはいささかこちらも大したことはない文明度なのかもしれません。まあ法律関係の整備などは、いささか日本のほうが勝っているかもしれませんが。
 それにしても、国際的な支援団体をはじめ、随分古くから様々な支援の手が伸ばされてきているのに、いつまでたっても貧困な状態から脱することができず、迷信と蒙昧を振り払えずにいるのは何故なのでしょう? それこそが支援というものの限界なのか、少しずつでも良くなってきているのなら良いのですが。
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