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かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

よりにもよって水道水が原因の食中毒が発生って、それは本当に日本の話なのかと疑いたくなるニュースがありました

2025-04-29 19:57:27 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は10.1℃、昼の最高気温は19.1℃、五條市の朝の最低気温は9.8℃、昼の最高気温は18.2℃でした。昨日の雨は夜の間に止み、今朝はすっかり晴れて昨日の面影がほぼありませんでした。1日中暖かな日差しが届いていましたが、案外空気は冷たく、北風が冷気を運んでくるのか、あれだけ晴れて気温が20℃を超えないという4月末としては珍しい天気になったんではないでしょうか。明日は晴れて朝は放射冷却でかなり冷え込んでくるみたいです。昼間が暑いくらいになりそうなので、こまめに調整が効く服装を選択する必要がありそうです。

 さて、今月の11日、群馬県の西側の南端、埼玉県との県境に位置する神流町で、町の水道水で「カンピロバクター」による食中毒が発生、水道水を飲んだ14人が下痢や腹痛などを発症、うち4人から菌を検出したとのことでした。訴えたことを受け、県は「カンピロバクター」による食中毒と断定しました。 水は相原配水池より供給されたもので、町が検査を実施したところ、そもそも水自体が水道水として水質基準に達していなかったとのことで、この水が送られている地域住民に対し、飲水として使用を控えるよう呼びかけつつ、飲料水としてペットボトルを配布する等の対応を行っています。
 カンピロバクターとは、加熱不十分の鶏肉料理などで聞く食中毒菌ですが、それが水道水に混入してしかも生きたまま蛇口から出てくるなど、ちょっと信じがたい事故です。そもそも水道水は残留基準も定められた塩素で殺菌されていなければ駄目なはずですが、水質基準に達していなかったということは、残留塩素も足りてなかったということなのかもしれません。テレビニュースによる断片的な映像では設備がどれほど老朽化し不具合が生じていたかわからないですが、食中毒菌汚染がいつからなのか、なぜ汚染されるに至ったのか、その汚染を殺菌できずに蛇口まで逃したのはどうしてなのか、知りたいことは色々あります。例えば冬の間は低温で目立たなかっただけで春になり水温が上がって発覚したんじゃないかとか思うのですが、冬の凍結で施設が破損していたとかあったかもしれませんし、報道はもう少し突っ込んで状況把握に努めて欲しいです。なお、食中毒を起こした14人の症状は快方に向かっているそうです。これだけは一連のニュースの中で朗報と言えそうですね。
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