かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

職場のインフルエンザ禍は収まりましたが、世界的には厄介なのがゾロゾロ出てきているみたいです。

2013-01-30 20:50:30 | Weblog
 今日は朝から寒さ控えめで、昼間は昨日同様過ごしやすい一日でした。ただ、街の方はいざ知らず、山の方は曇天であまり暖かい、という印象はありませんでしたが。それでもまだ2週間前の雪が頑固に溶け残っています。塊自体はずいぶん小さくなりましたが、さすがにこのしつこさには驚かされます。

 さて、10日前に職場でインフルエンザ患者が相次いで発生しましたが、その後感染が拡大していく事もなく、どうやらウイルス禍はごく小規模で収まったようです。もちろんまだまだ油断禁物ですが、どんどん飛び火して手も付けられないような事態にならなくてホッとしています。ただ、世界的にはあまり楽観できる状況ではないみたいです。カンボジアで鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)のヒトへの感染が拡大、これまでに感染者が26人、うち死亡者23人という状況になっているとの報道をみました。まだまだ感染者数は少ないですが、死亡率が異常に高いことが目を引きます。これをうけてか、国連が鳥インフルエンザの世界的流行の警告を出していましたが、今後患者数が急拡大するようなことにでもなれば、世界的なパニックは必至かもしれません。
 これまでのところは鳥ーヒト感染はかなり高濃度のウイルスに暴露されるような状況でないと起こらないみたいですが、ウイルスが通常のインフルエンザ並にヒト感染性を獲得すれば、世界にとっては正に悪夢の到来となるでしょう。先ごろ、テロの懸念から停止していた鳥インフルエンザ研究を再開する、というニュースがありましたが、テロ等による悪用と天秤をかけながらも、人類未曾有の大難を前にすれば、やはりここは研究再開するのが正しいように感じました。
 ウイルス感染といえば、中国で発生したマダニによる「重症熱性血小板減少症候群」という名前のウイルス感染症が、山口県で初めて確認されたのだそうです。SFTSウイルスというのが原因だそうですが、発熱、倦怠感、食欲低下、消化器症状、リンパ節の腫れ、出血などの症状を発し、致死率は10%を超えるのに、治療法は対症療法しかない、という厄介なヤツです。
 マダニは我が国でも草むらや藪に普通に棲息するダニで、以前からツツガムシ病を媒介するなどのため、草むらや藪などに入る時には長袖、長ズボンを着用し肌の露出を減らす事が推奨されています。もし咬まれた時は、素人判断で無理やり取ろうとしたりせずに病院で処置してもらい、また、咬まれた後や咬まれた自覚がなくても山などに行った後に発熱などの症状が出るようなら病院に行き、マダニに咬まれたり咬まれたかもしれないことを申告するのが望ましいそうです。
 色々と厄介な病気も増えてきて、危なっかしいたらありゃしませんが、なんとか対処法も開発してもらってつつがなく生活できるように、専門家の方々には頑張っていただきたいです。

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