かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

タバコ1箱800円でも、ヘビースモーカーの3割は吸うのをやめないそうです。

2007-05-21 23:46:17 | Weblog
 今日、「コミックコミュニケーション」開催委員会から、来月10日のイベント入場チケットや参加心得などを一式まとめた封書が届きました。これまでコミケをはじめ結構色々なイベントに参加してまいりましたが、結構それぞれ内容や雰囲気が違うものです。一番重装備でやたらと注意書きが多いのはいうまでも無くコミケですが、他は総じて簡素な封書ばかりです。ただ、その中では今日届いた封書は、少しぶ厚めで中身もなにやら色々詰まっておりました。まだ開封してざっと見ただけですが、雰囲気としては一番コミケに近いような気もいたします。まああくまで私の感覚なので、だから同だ、ということでもないのですが、何はともあれ、これで後は出し物をそろえるだけとなりました。あと20日あまり、がんばって製作に勤しみましょう。

 さて、ネットニュースを見ておりましたら、京大の応用経済学の教授らのグループがタバコの依存度別の禁煙条件を調査した研究結果を公表されたとのことです。インターネット上で行ったアンケートへの回答平均年齢40歳の喫煙者、計616人分のデータを分析したそうですが、それによると、重度の依存症は少々の値上げや自他への健康リスクなどでは禁煙を考えることは無く、タバコ1箱800円以上と言う設定で初めて、禁煙を試みる、という事例が増加したのだそうです。中度・低度依存者では「喫煙による死亡リスク」が高まるほど禁煙を試みる率が上がったんだそうです。とりあえず内容は後述するとして、どうもこの記事には引っかかる表現があって、禁煙を試みる、と回答した率が上がったのであって、実際には禁煙を試みたわけではないのですから、書き方がどうもおかしいのが気になります。短い文章で情報を伝達する必要があるにしても、もう少し誤解を招かない表現を考えるべきではないのでしょうか?
 それはさておき、タバコのリスクは広く知られ、禁煙を勧めるさまざまな試みが世の中には蔓延しております。この記事の研究もそんな一環なのでしょうし、その結果には結構興味をそそられるところがあります。たとえば男女別ではどうか、とか、年齢別ではどうかとか、もう少し詳しい解析や、そういった全年齢・性別を対象にした大規模調査を是非実施して欲しいと思ったりもするのですが、それとは別に、これほど世の中禁煙を推進しようとしており、政府もそんな旗の一つを振る立場にあるのですから、そんなに禁煙を推進したいのなら、いっそ政策としてタバコそのものを麻薬並みに栽培・流通とも禁止にしてしまった方が話が早くないでしょうか? 世の中からタバコが消えてなくなれば、禁煙運動に費やす多大なエネルギーを節約できると言うものでしょう。片方でタバコを流通させ、片方で禁煙を勧める、などというのは、どうも話が矛盾しているように思います。私自身は吸わないものの、父が結構ヘビースモーカーだったためかさほどタバコは気になりませんが、タバコをめぐるこの不可解な社会のありようの方は、気になってしょうがないです。


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