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かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

194キロで車を飛ばすことが危険とならない危険運転致死罪に意味はないので、大分地検の宗旨変えに期待しています。

2022-12-02 20:52:22 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は3.6℃、昼の最高気温は11.8℃、五條市の今朝の最低気温0.7℃、昼の最高気温は9.8℃でした。今日は朝は雲が多く日が陰りがちでしたが、程なく雲が切れて晴れあがり、日差しは暖かく感じられました。もっとも朝から空気が凍てついたように冷え込み、日中も日陰はやたら寒々しくて、しっかり着込んでいないとガチガチ歯が鳴るのを停められないような寒さとなりました。しかし、20時現在既に気温は昨日の同時刻より奈良市で2℃、五條市で5℃近く下がっており、明朝の強烈な冷え込みが今から懸念されます。わずかに幸いなのは明日は土曜日の休みで朝イチから寒さに震えつつ出勤しなくても良いということでしょう。なるべく暖かくして、ゆっくり休もうと思います。

 さて、昨年の2月に、大分県大分市の一般道で時速194キロという猛速度で車を走らせた末、対向車線から右折してきた車に衝突、相手運転手を死亡させた当時19歳の会社員が引き起こした事件について、以前大分地検が危険運転致死罪での起訴を諦め、過失運転致死罪での起訴をした件で、昨日、大分地検が罪状をより刑の重い危険運転致死罪に変更しました。「加害者は衝突するまで真っすぐに走れていた。直線道路での走行を制御できていたことになるので危険運転にはあたらない」などと素人には頓珍漢な言い訳で加湿運転致死罪にした大分地検も、遺族の方が集めた2万8千人余の署名やマスコミでの会見、それに伴い沸き起こった大分地検への非難轟々な世論に、ようやく目が覚めたのかもしれません。もっともあくまで現状は起訴だけで、これから裁判により危険運転が認定されるのかどうかが問われるわけで、もともとこの罪に認定されるには法律のハードルが高く設定されており、ときに頭がどうかしているとしか思えない判決を出すように見える地裁なだけに、まともな判決が出るのかどうかが今後の課題となるでしょう。
 それにしても、高規格で作られた新しい高速道路ならともかく、一般道で194キロも出す事自体が危険運転に問えない法律などなんの存在意義があるのかと思わざるをえません。ここは必ず危険運転致死罪を適用し、その存在意義をしっかりと位置づけるべきでしょう。ごねるようなら弁護士も裁判官も皆こぞって車に押し込め、事故現場の一般道で194キロに加速して走ってみたらいいのです。それがどれだけ危険で恐ろしいことか、体感すれば少しはまともになることでしょう。百歩譲っても最低限シミュレーターで再現実験をやって関係者一同で体感してみるべきなのです。まずは大分地検の頑張りに期待ですね。

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