かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

新型コロナウイルスのワクチン、安心して打つためにもきっちり詰めるところは詰めてほしいです。

2020-11-12 19:54:01 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は5.1℃、昼の最高気温は19.7℃、五條市アメダスの最低気温は2.9℃、最高気温は17.7℃でした。今日は朝から一日中よく晴れました。朝は厳しい寒さでしたが昼間はかなり気温が上がり、ポカポカした陽気になりました。明日は曇で夕方以降雨が降るかも、という予報に変わっていましたが、気温は朝はかなり高め、昼間も今日と変わらないくらいまでは上がるようなので、比較的暖かい一日になりそうです。
 
 さて、寒くなってくるとともに新型コロナウイルスがまた活発化して来そうな様子が伺えますが、それに対抗するため開発されたアメリカ・ファイザー社のワクチンについて、政府は来年の夏までに6000万人分を確保するとの話で、今厚労省の認可を得るための治験に入っているとのことです。このワクチン、報道によると90%以上の予防効果があったとされていますが、果たしてそれは事実であるのか、日本人でも同じように効果を発揮しうるのか、重篤な副作用があったりしないのか、など、まだまだ不明な点が多くあります。それを確かめるために治験が実施されているのでしょうが、人数は160人ほどだそうで、流石にちょっと少なすぎる気がしないでもないです。この手のものは副作用が無いとは言えませんから、何十万人にか接種したところでようやく極めて重篤な副作用が発見され、接種中止になる、というような可能性もあります。できればそんな人柱にはなりたくないので、もし政府が言うように無料摂取できるようになったとしてもなるべく後の方でお願いできればと思ったりしているのですが、そもそも9割感染阻止というのはすごいことなのかどうかもできれば専門家に聞いてみたいものです。色々な物質で抗ウイルス性があるとするには、ウイルスの活性の目安である感染価を10の4乗以下、つまり1万分の1以下にしなければなりません。ヒトへの感染阻止は9割なら上々、というのならそれはそれでいいのですが、できれば専門家にちゃんとそのように断言してほしいです。
 あと、−70℃以下でないと保存できないというのも大変ですね。そんな事が可能なディープフリーザーは理系の大学や研究機関などにはあるでしょうが、全国津々浦々どこにでもある、というものでも無いと思います。まあ水産の市場のマグロ用冷凍庫が−60℃とか70℃ですから、探せば他にもありそうではありますが、とにかくそれなりの量をきっちり管理して安心して保管できる冷凍庫を全国に確保しないといけないでしょうね。とにかく期待は大きいですが、その分拙速に接種までいかないよう、慎重に懸念を詰めて確実なものを出して欲しいです。

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