どうやら暖かい秋はおあずけのようですが、水爆の熱気でかき回されたくもありません。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は１６℃、最高気温は２１．３℃、五條市アメダスの今日の最低気温は１３．８℃、最高気温は２０．４℃でした。今日は朝から厚い雲が空を覆い、午前１０時過ぎには雨が降ってきました。その後雨は一時弱まったりもしましたが基本ずっと降り続け、気温は上がらず肌寒い一日になりました。そろそろ９月最終週で先週木曜日の１ヶ月予報でも、明日から気温は平年より高めになる確率が高いという、暖かな秋になる可能性が指摘されていましたが、今日新たに発表された１ヶ月予報だと、２３日からの気温は高めの確率がやや高めに予想されていますが、それ以後は気温が下がる確率７０％以上と、暖かい秋はどこに行った？　と目が点になるような予報が繰り出されていました。しかも９月２６日から１０月５日は気温がかなり低くなる可能性が高いという「異常天候早期警戒情報」まで出されています。長期予報はあてにならないと言うのは重々承知していたつもりでしたが、１，２週間でかくも予報がひっくり返るのを目の当たりにすると、まだまだ理解が足りなかったと思わずにはいられません。北海道の山では既に紅葉が始まっているそうですが、このまま「寒い」秋になるとしたら、こちらの紅葉も今年は案外早く色づいてきそうですね。

　それにしても、国連でアメリカ大統領が北朝鮮による我が国民の拉致被害に言及するや、ミサイル飛ばして太平洋で水爆実験、などというトンデモナイことを言い出してみたり、少なくとも舌戦だけ観てましたらもはや宣戦布告も同然、という感じですが、本当に「一線」を越える事があるのか、あるとしたらそれはいつになるのかなどは、実に興味深い話です。最近にわかに浮上してきた衆院解散論議は、１２月以降に予定されている米軍による北朝鮮攻撃に備えて、などというようなまことしやかな話もありますが、アメリカの防諜体制が開戦時期を誤って漏らすようなヘマをするとは到底思えません。所詮未来が見えないイチ庶民としては、そんな歴史的事象を同時代人として眺め、場合によっては体感するばかりです。まあその体感で生命を失うようなハメになるのだけは願い下げではありますが。