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かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

高速道路とゲリラ豪雨、昔の安全基準では対処し難い時代になってきているのかも知れません。

2017-08-20 20:39:06 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温23.7℃、最高気温34.4℃、五條市アメダスの最低気温20.6℃、最高気温34.5℃でした。8月も2/3が過ぎますが、相変わらず昼間は暑い夏のままです。今夜は少し熱が残って寝苦しい夜になりそうですが、そろそろ夜の寝苦しさは打ち止めにして欲しいものです。

 さて、18日(金)に岐阜県で起きた中央道の土砂崩れ、幸いにして死者は出ませんでしたが、通行中の車が巻き込まれ、重軽傷者6名が生じる事故になりました。昨日までは復旧が中々進まないかのうような報道があったようですが、事故発生から34時間たった今朝8時には通行止めが解除されました。ただ、崩れた斜面は高速道路を管理するNEXCO中日本の土地ではないため、崩れたところを修復したり崩壊を抑制する工事をすることが出来ず、道路と斜面の境界面に大型土嚢などを置いてせき止めるようにするのだそうです。
 それにしても、中央道が開通して随分になりますが、今までこの手の土砂崩れは無かったのでしょうか? 道路の通行止め等の措置は、雨の降り初めから連続で270ミリの雨量が観測された時に行われるそうですが、今回は現場のある瑞浪市で18日午前8~11時の間に1時間当たり50~60ミリの非常に激しい雨を観測、その後いったんやんで夕方に再び短時間の激しい雨があったそうです。総雨量からすれば百数十ミリ程度ですが、短時間に集中的に降ったことで地盤への影響が深刻化した、というような事情でもあったのかも知れません。また、崩落現場に雨量計があったわけではないでしょうから、昨今のように局地的なゲリラ豪雨が状態化していることを鑑みますと、ひょっとしたら現場付近は総雨量270ミリを超える雨が降っていたのかも知れません。この手の防災基準は多分今のこの変な気象条件を加味してないか、まだ十分配慮が足りないかしていることでしょうから、そろそろ基準そのものを考え直さねばならないのではないでしょうか。
 

 
コメント
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