かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

鍋に火をかけて火元から離れ、火事を出すというのは、ちょっと想像できない杜撰さですね。

2016-12-23 22:57:32 | Weblog
 日記らしく今朝の最低気温は、と書こうと思っておりましたが、今日はなんとも書きにくい天気でした。午前1時の気温が13.6℃、以後どんどん気温が下がっていって、22時現在で7.1℃、昼ごろ少し日が差した時にわずかに気温が上がった時がありましたが、基本的に一日ずっと気温が下がりっぱなしという、いつが最低でいつが最高か、なんとも言いにくい気象状況でした。また、朝から断続的に強めの雨が降り、止んだかと思ったら今度はすさまじい風が吹き荒れて、また雨が降ってくる、という大荒れの天気だったのもなんとも評しがたい天気ではありました。
 明日からはグッと気温が下がってきて師走らしい天気になるようですが、北海道では大雪で飛行機が飛ばなくなったりしていますし、こちらもいずれどかっと降ってきたりするかもしれません。積雪は休日のみでお願いしたいところですが、さて、今冬は何度雪がつもることでしょうか。

 さて、新潟県糸魚川市の大火事、30時間ぶりにようやく鎮火したとのことです。市街の密集地帯でおりからの強風もあって、瞬く間に延焼して、最終的に150棟の建物、およそ4万平米を焼け野原にしてしまったのだそうです。火元は中華料理屋で、72歳の店主が開店前の準備で鍋に火をつけたまま一旦店を出て、帰ってきたら火災になっていて、火の勢いが強く消すことができなかったと説明しているそうで、どうやらこの鍋の空焚きが原因のようです。風の強い日に限らず、火を付けたまま外出するなど危機意識の欠如としか言いようがありませんが、多分恐らくは今までも同じようなことをして、これまでは無事に過ごしてこれたのでしょう。その幸運をこの強風の日についに使い果たしたと思われますが、さて、今後その過失が確定したとして、補償などこのお年寄りに可能なのでしょうか。せめてもの救いは死者が出なかったことでしょう。
 それにしても、この火災を見て、空襲とかなんとか、色々な感想が出ていましたが、私は阪神大震災を思い起こしました。あれは避けようがない自然災害でしたが、もう20年以上経つのに、燃えくすぶる破壊された町中の映像は、未だに忘れることができません。今回焼け出された方々の心痛や今後の苦労たるや想像を絶するものがありますが、公的な扶助も含めて支援の手を迅速に手配し、無事立ち直って欲しいと思います。


コメント
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