かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

お役所はお役所の殻を自ら破る事などまずできない、という事なのでしょうね。

2013-05-02 22:30:58 | Weblog
 今日は昨日に輪をかけて寒い一日でした。多分寒いせいだからと思うのですが、寒気と関節の痛みと全身のだるさが意識されて、何とも厄介な感じです。まさかようやくの連休を前にして風邪など引いてはおらぬだろうと思いたいところですが、とにかく風呂上がりもからだが冷えないように気をつけて、早めに寝るように心がけるよりありません。

 さて、東京オリンピック、東京都知事の発言がきっかけでかなり分が悪くなっているやに聞こえてきますが、実際のところ首都圏の人たちはどう考えているんでしょうね? 私個人としては、熱心に誘致活動に精を出しておられる方々には申し訳ない事ながら、東京となるともう他の立候補都市とほぼ変わらない遠い国の話としか思えないので、有り体に言ってしまえばまあどうでも良い事なのですが、それでも一応は国を挙げてのイベントとなる訳ですし、端から見ている分には何の問題もある訳ではないので、積極的な反対をするような真似はするつもりがありません。でも、誘致活動についてアメリカ人のマーケッターなる職業の著名人の発言によれば、東京都が用意したオリンピック誘致のプレゼン公式サイトが、「史上最悪のウェブサイト」だとこき下ろされていたので、それはいったいどういうものか、興味を抱いてちょっとのぞいてみました。
 そのアメリカ人によれば、サイトの中身がまるでお役所表現で、別に東京都ではなくて他の候補都市に置き換えても全く違和感無く通用してしまう没個性甚だしき内容である事や、トップにドラえもんがでかでかと配置されているのが、国内ローカル向けで全く世界の方へ目を向けてない内容、という風に映っているのだそうです。
 国内の自治体の中では屈指の人材を誇るはずの東京都ですら、このようにこき下ろされてしまうのですから、多分他はもう推して知るべしで、まさに公務員の限界を指し示すものなのかもしれません。
 私なども、まあ滅多に海外に情報発信するような立場になる事は無い訳ですが、国内向けであっても自分たちのローカルルールの中で話を完結させていては仕事にならないことはあって、反面教師としてこれは自ら省みる必要がありそうだな、と感じました。
 
 
コメント
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