かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

大阪駅前ビルを壊して大緑地帯に? まるで鬼太郎の原始さんみたいな話です。

2012-03-28 22:29:34 | Weblog
 今日も相変わらず安定しない天気というか、晴れたり曇ったり雨が降ったり雷がなったり大風が吹いたり、と忙しくもめまぐるしい空模様の一日でした。そろそろ安定して雨と晴れが交互に訪れる普通の春を望みたいのですが、ひょっとしたらもうそんな当たり前の春は来ないんじゃなかろうか、などと心配になってしまうくらい今年の季節の移り変わりは変わっています。週末にはまた一寒波やってくるらしいですし、桜もこの分では何時咲くことになるのやら。サボテンにも次に水をやるタイミングが掴めなくて、なかなか難儀しています。
 
 さて、大阪府が大阪駅前ビルを潰して公園に変える、という計画を立てているのだそうです。大阪駅前南側には、第1から第4まで、今ではかなり古臭くなった60~80年代建造のビル群がありますが、これを潰すと約35000平米の緑地が出来上がるのだそうです。更に北側や南北を貫く大通りである御堂筋も公園化することで、緑少ない都市の汚名を返上しようという気宇壮大な計画が進められているのだとか。多分実際にはビルに入居している会社やお店の同意を取り付けたりするのに苦労を強いられるでしょうし、道路の緑化についても、地元が賛成するかどうか、疑問なきにしもあらずですが、ちまちま小手先でやらずに大胆にバッサリやろうという姿勢には好感が持てます。学生の時分には色々店を探したり梅田から御堂筋沿いに南下したりする際の通り道として慣れ親しんできた大阪駅前ビルですが、この分ですとそう遠くないうちに全く見違えてしまう光景になるかもしれません。昔は複雑な梅田地下街でもそう迷うこと無く、地上を歩くより地下を行ったほうが早い、などと嘯いていましたが、田舎に引っ込んでからあちこち増改築が進んで、今やそこは完全な迷路と化してしまいました。ヘタに地下街を歩こうものなら今自分のいる位置が把握できなくなり、一旦地上に上がってランドマークを確かめないといけなくなることもままあります。なまじ記憶があるだけに余計迷ってしまうのですが、記憶の残るビル群なども消えてなくなるとなると、ますます訳がわからなくなる街並みになってしまうのでしょうね。あるいはその方がかえって迷わなくなるのでしょうか?

コメント
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