かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

無重力って結構厳しい環境なのかもしれません。

2012-03-15 21:43:21 | Weblog
 今日は朝からくしゃみを連発して、なかなか止まらないので困りました。どうやら本格的に花粉症が表に出てきたみたいです。数日前から左の鼻がつまり気味で、左の頬から目のあたりに違和感を覚えていましたので、副鼻腔に軽い炎症が起きていたのは感じていたのですが、これで花粉症発症となると余計に症状が悪化し、蓄膿症になってしまうかもしれません。そうなるとまたひどい頭痛がおきますし、何より鼻が悪いと胃の調子も悪化するので早く何とかしたいです。といっても薬を飲むと眠くなるし、明日夕方に飲んで、土日はうつらうつら過ごす、というような手しか無さそうなのが困りものです。

 さて、宇宙に行ってみたい、と常々思っていた私には少々衝撃的なニュースを見つけてしまいました。
 宇宙飛行士に、目と脳の異常が生じているのが発見された、という論文が、アメリカの学術誌に掲載されたのだそうです。その内容によると、調査した宇宙飛行士は、スペースシャトルや宇宙ステーションで活動していた人達で、その中で宇宙に1か月以上滞在した人の、視神経周辺に脳脊髄液の過剰分泌、眼球の裏側が平らになる、視神経の肥大化、脳下垂体に変化、脳下垂体と脳とのつながりも変化、などと言うような症状が現れていたのだとか。宇宙には地上では考えられないレベルの放射線が飛び交っていたりもしますが、どうやら原因はそれよりも無重力という環境にあると考えられるのだそうです。それぞれの症状がどれほど例えば日常生活とか、寿命とかに影響するのかよく判りませんが、地上ではでない現象が生じていた訳で、やはり人類は重力に囚われていないといけないのか、と思ってしまいました。何年か先には、片道1年半という長大な距離を飛んで火星まで行こう、なんていう計画もあるというのに、1ヶ月やそこらで体に何やら重篤っぽい症状が出ていては、有人飛行で往復3年も飛んでいられるものではありません。何か症状をなくしたり軽くしたりする方策が出来ればいいのですが、昔ながらに宇宙船を回転させて遠心力で擬似的に重力を生み出すくらいしか手はないのでしょうか? というか、そもそも遠心力が本当に重力の代わりになるのか、理屈から言えば代役は充分こなしてくれるはずなのですが、無重力の弊害が明らかになりつつあるのですから、ここはやはり一度きちんと実証して欲しいです。
 なんでもそのための装置を日本が国際宇宙ステーションに持ち込む予定だったそうですが、予算が削られてできなくなったのだと言うような話をみました。なんとも先の見えない勿体無いことをしたものだ、とつくづく思います。

コメント
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