かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

今回は静かな選挙で実に結構な限りですが、中には色々とギクシャクしているところもあるのだそうで。

2011-03-30 21:54:23 | Weblog
 知事選に続いて県議選も始まりましたが、今回の選挙は選挙カーが走らないおかげで、とにかく静かで実に良いです。あんな、単に名前を連呼するだけしか能がなく、道路をこれでもか、とゆっくり走るような邪魔なシロモノがもはや必要ないことは、この選挙で実証されるのではないでしょうか? 東日本大震災に伴う一時的な現象で、そのことを考えると複雑な気分にもなりますが、これを期に静かな選挙が実現されればいいなと思いつつ、候補者ポスターの掲示板を眺めておりました。
 ところで、千葉県浦安市では、期日通りの実施を求める県の選挙管理委員会に対し、地震災害の影響で実施できない、と市の選管が突っぱね、対立が続いているのだそうです。県の選管が実施可能と判断したため、総務省も選挙の延期対象から浦安市を外したとのことですが、何で浦安市の主張がすんなり受け入れられないのか、私には理解に苦しみます。なんといっても選挙が現実的に実施可能かどうかは地元である市選管が一番詳しく判るはずでしょうに、その現場の判断を否として選挙実施を強要する県の選管や延期対象から外した総務省は何を見て聴いて判断したのでしょう? 仮にそれで無理やり選挙を実施したとして、その結果についてちゃんと責任を持てるのでしょうか? 被災された方、あるいはそうでない方であっても、震災の影響で投票結果は信頼するに値しない、と選挙無効を裁判に訴えたり、名古屋市のように後々リコール運動でも起きた日にはどうする気なのか、そういう危ない橋を渡りたがる理屈がどうもわからないのです。29日現在で約4千世帯が断水、約9千世帯が下水道使用不能、という現状で、市民が選挙に取り組むことが出来る、という判断も、どこかおかしいんじゃないかと思います。市民にすれば、選挙どころではないのではないか、少なくとも、もし私が被災したのなら、選挙など後回しにしてまずはライフラインの復旧に全力を上げろ!と要求したくなると思うのですが。

コメント
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