かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

3DS、私にはひょっとして最も楽しめる3D映像なのかもしれません。

2011-03-09 21:49:30 | Weblog
 職場の同僚が任天堂の3DSを買った、ということで見せてもらいました。なるほど、確かに映っているキャラクターが立体で見えます。それも相当くっきりと美しく見えます。ただ、飛び出してくるというのではなく、奥行きがある、というように感じました。特殊なメガネのたぐいもなく、どういう原理で立体化しているのか、と色々角度を変えて見ていましたら、なるべく液晶画面に浅い角度で覗き込むようにしてみた時に、うっすらと2重に絵が見えました。これはひょっとして、いわゆる平行立体視の原理でも応用しているのか、と思いましたが、調べてみると当たらじといえども遠からじ、という話のようでした。「パララックスバリア方式」というそうで、縦の格子状に映像を遮蔽するフィルターを使って、右目と左目に入る映像を区分けし、それぞれの映像に微妙な差をつけて立体に見えるようにしている、のだそうです。私は基本的に3D酔いするのでこの手のものは苦手としているのですが、これは案外それほど気持ち悪くもなく、また負担にも感じることも無く見ていられました。なぜか私は平行立体視が簡単にでき、普段でも勝手に平行視して、視野が二重にダブっている事がよくあるのですが、そんな私にとってはこれはごく自然に立体に見ることが出来る装置なのかもしれません。同僚は、使っていると異常に目が消耗するので、いつの間にか2Dの下の液晶しか見なくなる、と言っておりました。まあ3D効果もスライドスイッチで簡単に2Dに変えられるので、疲れたら3Dを一旦切ればいいわけですが、せっかく3DSとして買ったのに、というモッタイナイ心理が邪魔をしているのでしょう。下の2Dだけ見ているのは、DSとしても機能半減な筈なのですが・・・。でもこの3Dなら、私には特に問題なく耐えられそうな気がするので、そのうち購入してみるのも面白いかも、と思いました。

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