ISOな日々の合間に

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合格率10%:都のCO2排出量検証主任者講習

2011年06月16日 | 温暖化/環境問題
都のCO2排出量検証主任者講習(一号区分)に三度目の受講でやっと合格しました。

去る5月24日、26日に実施された講習会の修了試験結果の通知方法が変わりました。以前は試験の合否は都から郵送される文書での通知によるものでした。今回からは、通知方法が一部変わりました。埼玉県との共同開催となり、制度適用範囲が広くなったことも理由と思われます。

都の温暖化対策関連のWEB頁上で6月15日付けニュースとして合格者の受講番号が公開されました。従来の通知方法では合格率が全く不明でしたが、今回の公表方式では凡その合格率が推定できます。

受講番号から推定すると両日の受講者はおよそ200名と推定され、合格者は22名と20名でした。この結果から合格率が概ね10%と推定されます。

試験時間40分で40問に回答し、正解率80%以上で合格です。排出量取引ではCO2はお金と同じですので、問題はやさしくない。問題分をよく読まないと題意を取り違えるような問題も多く出ます。ルール上の例外事項、除外事項なども出題されるので、制度やルールをよく理解しておく必要があります。

その結果、合格するのは10人に一人程度だったのですね。なかなか合格できない訳けです。納得しました。類似業務の経験が深いにも係わららず何度も落ちまくっている仲間も少なくありません。

合格してホッとしました。多忙な日常業務の中で膨大な資料を読み、理解しなければならなかったので、相当なプレッシャーでした。

これを機会にまた新な仕事にチャレンジできるのが楽しみです。ISO14001やエコアクション21という経営のツールを如何に活用していただくかという視点で認証業務にかかわってきました。これからはCO2排出量削減検証業務の幅を広げることで地球温暖化対策という環境パフォーマンスの向上に更に寄与できるとよいと思っています。


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