ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

再生可能エネ由来の電気と火力発電由来の電気を周波数で区別して送り分ける無線給電技術を開発

2022年05月07日 | 週間ニュース:ピックアップ
注目ニュース 20220501-20220507

◎(刊5/6素材10) 日刊工業新聞はプラ新法を追い風に代替品の紙化を狙い製紙大手各社が商材拡販を競うと動向紹介、非可食性材料開発など

◎(刊5/5表紙1) 栃木県宇都宮のデュプラスは竹繊維を利用した人工皮膚模型を開発、一般的シリコンの5分の1の価格、一般廃棄物処理が可能に

●(刊5/5表紙1) 大阪産業技術研究所はキセノンランプを利用して短期間に光触媒の海洋生分解性評価を可能に、生分解性プラスチック研究加速 (数週間を数日で)

◎(刊5/4産業トレンド17) ペールブルー(ベンチャー)はデブリ化せずに大気圏で燃え尽きるよう安全で低コストな水等の推進剤を採用のエンジンを開発中
参考;https://signal.diamond.jp/articles/-/353

●(経5/3ビジネステック14) UPDATERと京都大学は再生可能エネ由来の電気と火力発電由来の電気を周波数で区別して送り分ける無線給電技術を開発
https://www.kyoto-u.ac.jp/sites/default/files/2021-02/210215-Umeno-876fb8518a5bc764b8493929f88b16fe.pdf

●(刊5/3商品市況17) 日刊工業新聞はリチウムイオン電池の正極材に使う希少金属価格が高騰と、リチウムで前年比5倍、精製工程が中国集中も課題

◎(経5/2表紙1) 富士通やNEC、京セラ、キオクシアなど日本の電機・素材7社は連携して2030年度までにDCの消費電力を4割減らす技術 (EC:データセンター。規模が15倍に増大する予測の中で4割の目標は妥当でしょうか)

●(刊5/2新製品19) エシカル・スピリッツ(蒸留ベンチャー)は廃棄危機の余剰ビールを蒸留して再生したクラフトジンを発売、月桂冠に技術供与も (コロナ禍で販売・消費なんで廃棄の危機)

◎(環4/27資源循環3) アミカテラはNECCSや三菱UFJキャピタルなどを引受先とする第三者増資を実施、プラスチック代替素材の国内製造へ (代替素材;竹林や食品残渣などから植物繊維活用)
https://amica-terra.com/2022/04/11/release_01/

3月に大規模太陽光発電所の電気の落札価格が1kWh当り9.99円と火力発電価格の半分以下に

2022年05月07日 | 週間ニュース:ピックアップ
気になるニュース 20220501-20220507

●(経5/7総合5) 国土交通省は鉄道沿線の防災林や傾斜面などを風力や太陽光発電に生かす取り組みを検討へ有識者会議で議論、鉄道収入源にも (防災を犠牲には出来ませんへどね)

◎(経5/7ビジネス13) 三菱電機は変圧器の長期間検査不正発覚を受け製造工場の赤穂工場などでの品質規格適合認証を一時停止、同社で6か所目 (ISO9001)

◎(経5/6ビジネス9) 日本経済新聞は大手電力4社が4月以降に再生可能エネルギー各社に太陽光発電の出力抑制を要請と、電源構成5年で2倍 (再生エネルギーの送電網の整備遅れや蓄電体制など問題の解決の兆しはありません)

◎(経5/6全面広告11) 日本経済新聞社ほかは5月9日から6日間、東京の大手町や丸の内、有楽町界隈で持続可能性に関する街中イベントを開催

●(刊5/5エネルギー12) 日刊工業新聞は日本における揚水発電の現状を紹介、従来の夜間揚水から昼間の太陽光発電の電力調整へと変貌、コストが課題

●(経5/4ビジネス9) 日本経済新聞は石油元売り大手が製油所やその跡地を次世代エネルギーの拠点へ、出光興産はアンモニア受け入れ拠点化などと

◎(経5/3首都圏29) 東京都は住宅用太陽光パネルが20~30年の寿命を迎える30年代半ばまでに循環利用する体制を整備へ協議会を設立へ、脱廃棄 (都市では事業用より一般住宅用が多数)

◎(刊5/2総合2) 日本特許情報機構は独自開発のAIによる脱炭素関連技術の国際特許出願状況を調査、上位20社中で日系は三菱電機など6社 (中国が上位)

●(刊5/2東日本・西日本23) 日刊工業新聞は国内外を問わず、業種業態を問わず全産業がサステナブルな資源循環ビジネスモデルへの移行が必要と事例紹介

●(経5/1総合2) 日本経済新聞は3月に大規模太陽光発電所の電気の落札価格が1kWh当り9.99円と初めて10円を切り火力発電価格のの半分以下に (ウクライナ侵攻などに伴う燃料高が背景に)