ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

東大の研究グループは海水を真水に変える透水速度が従来の百倍以上のフッ素系ナノチューブを開発、

2022年05月28日 | 週間ニュース:ピックアップ
注目ニュース 20220522-20220528

◎(経5/28ビジネス14) JFEHDは車向けの高級鋼材を電炉で生産する。供給網全体で脱炭素を進める自動車業界などに供給、CO2大幅削減 (差別的経営ではないでしょうか、高炉対策が望まれます)

●(経5/27建設13) 大成建設は木材の表面に塗布するだけで難燃化を可能とする透明塗料を開発、炭化断熱層を形成し準不燃材料に適合、費用半減
https://www.taisei.co.jp/about_us/wn/2022/220523_8786.html

●(経5/27テック16) 日本経済新聞は海外での物流ドローンの商用化の動向を紹介、米ジップラインの試算で車より温暖化ガス排出量9割削減と

●(経5/24ビジネス13) スエーデンのSSAB(鉄鋼大手)は二酸化炭素排出量を大幅削減した水素還元製鉄法で製造した鋼材を日本で発売、日本勢競争力弱 (多くの分野で日本の技術競争力が衰退か)

◎(刊5/24環境13) 日刊工業新聞は電力や石油業界でカーボンニュートラルに向けた工程表を改定する動き顕著と、目標値の上積みや中間目標設定

●(刊5/24広告特集14) 日報ビジネスはNEW環境展と地球温暖化防止展を明日東京ビッグサイトで3年ぶりに開催、脱炭素やSDGs最新技術結集 (晩冬にはエコプロダクト展も)

◎(刊5/23機械12) 木村化工機は省エネ性能を高めた大型アンモニア回収装置を発売、自己蒸気機械圧縮とヒートポンプ方式を組み合わせ排水から (ボイラー不要に)

◎(刊5/23東日本30) 新潟県上越のウエノテックスはゲーム感覚で廃棄物の選別を支援するシステムを開発発売、作業員の心理的負担軽減、中間処理 (1台5000万円!)

●(経5/22サイエンス26) 東京大学の研究グループは海水を真水に変える効率の向上につながるフッ素系ナノチューブを開発、透水速度が従来の百倍以上
http://www.t.u-tokyo.ac.jp/press/pr2022-05-13-001

主要7カ国気候エネルギー環境閣僚会議は35年までに電力部門の大部分を脱炭素化することで合意

2022年05月28日 | 週間ニュース:ピックアップ
気になるニュース 20220522-20220528

●(経5/28総合2) 主要7カ国気候エネルギー環境閣僚会議は35年までに電力部門の大部分を脱炭素化することで合意、対策ない石炭火力は廃止等 (過去に省エネ・再エネ分野で世界をリードしたが政策の無作為で市場を奪われ構造改革にも遅れとメディアはが指摘)

●(経5/28社会42) 日本経済新聞は接種希望者が予定より少なく期限切れを迎えたワクチンを破棄するケース続出と指摘、期限迫る段階で工夫要す (まとめて再生・再活性化できないのでしょうか)

●(経5/27金融経済10) 米証券取引員会はESG投資に関する情報開示で統一基準を導入するための規制案を提案、運用戦略の具体的内容など開示義務

●(経5/26金融経済7) 日本経済新聞はESG商品の開示強化の波と、欧州で18項目を義務化、米国でも統一基準を協議へ、見せかけを排除へ、危機感

●(経5/26ビジネス12) 日本経済新聞は胎動水素新時代特集で水電解装置によるグリーン水素が原油やLNG価格高騰を背景に欧州で量産へ始動と (日本勢は実用化で遅れとここでも凋落ぶり、政府は企業頼み)

◎(経5/25経済政策5) 経済産業省と国土交通省は洋上風力発電事業者の公募の際のルールで見直し案、早期稼働の重視や独り勝ちの防止、落札上限 (我が国はまだテイクオフしていないのですね)

●(経5/25金融経済8) 米証券取引委員会はバンクオブニューヨーク・メロンの資産運用子会社に対し投資先のESGに関する情報開示不十分と制裁金 (改善命令、グリーンウォッシングで)

●(経5/25ビジネス15) 日本経済新聞は送電線と直結して発電所のように使う系統用蓄電池事業に参入する企業相次ぐと住友商事やオリックスなど紹介 (補助金より重要な構造改革(法規制))

●(経5/24夕刊総合3) 世界エネルギー機関は21年に販売されたEVとPHVの合計販売台数が20年比2.2倍の660万台と、内中国は3倍弱の330万台 (日本での実績、言及なし)

◎(経5/22総合7) 日本経済新聞はウクライナ危機と円安で円建て銅価格が5倍に高騰、専門家は50年後にレアメタルになる可能性と指摘