ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

三井化学などは線幅20マイクロの電極をスクリーン印刷で可能に

2020年12月05日 | 週間ニュース:ピックアップ
注目ニュース 20201129-20201205

◎(経12/5総合7) 日本経済新聞は世界のデータセンターが8年間で6倍に拡大、消費電力量は8%増、マイクロソフトは海中、アリババ外気活用等

◎(経12/4投資情報17) SMBC日興証券はESG債の4-11月発行額が1.66兆円と19年度の実績を既に超過と、20年度の発行額は2兆円規模で資金調達の柱

◎(刊12/4自動車7) 日産自動車は電気自動車リーフの販売開始から10周年を迎え、累計販売台数50万台、初代の航続距離200kmから570kmへ

◎(経12/3アジアBiz13) 米イート・ジャストはシンガポール当局から鶏の細胞から培養して作った人工鶏肉の販売の承認を受けた、動物の細胞から初 (培養液と形成効率などの技術情報はありません)

◎(経12/3企業15) 日本郵船は運航する自動車専用船の約半数の40隻の燃料を重油からLNGに転換、自動車会社の環境対応で、商船三井も
https://www.nyk.com/news/2020/20201028_01.html

◎(経12/2夕刊総合3) 英NGOクライメートGなどはCO2純排出ゼロの鋼材利用を促す団体スチールゼロを設立、風力発電のオーステッドなど参加 (鉄鉱石の銑鉄からカーボンフリーは直ぐに量産は出来ないのでは、まずは製造技術の実用化からですね)

●(刊12/2電子部品11) リコーは有機感光体などの有機デバイスをセラミックスで常温成膜する技術を開発エアロゾルデポジション法を改良、強度35倍 (成膜後も半導体特性維持)
https://jp.ricoh.com/release/2020/1202_1/

◎(刊12/2建設14) 住友大阪セメントは50年までに温室効果ガスの排出実質ゼロとする長期方針を策定、難問の炭酸カルシウムは代替原料開発へ (電力・鉄鋼・化学・セメントは4大排出産業、政府の方針の影響力は大きいですね)

●(刊12/1電機11) 三井化学と大阪ケミカルなどは共同で電極を線幅20マイクロmをスクリーン印刷で形成できる超微細技術を世界で初めて開発
https://jp.mitsuichemicals.com/jp/release/2020/2020_1125_01.htm

大阪地裁は大飯原発の耐震性で適合判断が誤りと原子炉設置許可取り消し

2020年12月05日 | 週間ニュース:ピックアップ
気になるニュース 20201129-20201205

◎(経12/5表紙1) 首相は脱炭素に向けた研究開発を支援するため2兆円の基金創設を表明、政府が来週にまとめる追加の経済対策に盛り込む

●(経12/5表紙1)大阪地裁は関西電力大飯原発の耐震性で原子力規制委員会の安全基準の適合判断を誤りと原子炉設置許可取り消し、平均値に異議 (安全審査基準に不適合と指摘)<そろそろ原発に見切りをつける時期か>

●(経12/4夕刊社会9) カネミ油症の被害者団体ほかは次世代にも影響が出ているとして一定の症状ある人たちの救済を求める要望書を厚生労働省へ

●(経12/4表紙1) 経済産業省は20年代後半に自動車に温暖化ガスの排出枠取引制度を導入する検討に入った、販売比率目標と排出枠購入

●(経12/3夕刊表紙1) 経済産業省は30年代半ばに国内のガソリン車の新車販売をなくす目標を設ける方向で調整に,HVやEVに転換後EVのみに

●(経12/2金融経済7) 日本政策投資銀行はESG重視企業に対し資金使途に限定せず金利を優遇する融資制度を新設、環境目標を達成すると金利低減 (目標などお題目だけではなく結果重視に巧妙な策)

●(経12/2企業15) 日本経済新聞は完全認証パーム油の供給量が少なく多くの日本企業は非認証油との混ぜ物と指摘、花王は改善へ中小農園支援 (混合利用には製品にMIXEDと表示、100%はヤシの木717本のマーク(日清食品のカップヌードル))

●(経11/30社会43) 名古屋市などはレジ袋有料化でもコロナ渦で弁当や総菜の購入が増えプラスチックごみの総量は2年前より8%増、要過剰包装対策 (ちりも積もればと言いますからプラゴミの削減も必要です)

●(経11/29表紙1) 北欧のノルディアアセットマネジメントなど21の投資家連合は三菱商事など日本の8社にベトナム石炭火力らの撤退を要求