ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

中外炉工業は大阪大学と共同でアンモニアのみを燃料として安定燃焼させる技術を開発

2020年08月22日 | 週間ニュース:ピックアップ
注目ニュース 20200816-20200822

●(経8/22企業11) 東京電力HDと中部電力は共同出資し電気自動車向け充電の定額サービスを21年度にも開始、まず企業へ、1台当たり月5000円 (現状1万円程度、電力の長期需要減であせりの新規事業)

●(刊8/21環境17) リコーは取引記録をネットワーク上で分散保存する電力取引を開始、証書発行費用をなくし、大量調達の基盤平成へ

◎(経8/20企業13) 生コン業者とゼネコン、東京大学などは生コン・残コンソリューション技術研究会を9月に設立、有効利用、規格化なども (現在、生コンの3-5%が残コン、規格がなく建築物への利用困難、高付加価値化と規格化が課題)

◎(刊8/20電子部品9) ソニーは全球測位衛星システム受信LSIをサンプル出荷へ、2帯同時受信時の消費伝量が9mWと業界最少、小型化と省電力
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/202008/20-069/

●(経8/18企業12) 中外炉工業は大阪大学と共同でアンモニアのみを燃料として安定燃焼させる技術を開発、化石燃料による着火不要に (窒素酸化物の排出量は都市ガス並み、燃焼熱はメタンなどの半分、石炭並み、二酸化炭素排出ゼロ)

◎(刊8/18企業15) ユーグレナとバイオポリ上越と共同でユーグレナ燃料の製造過程で発生する脂質抽出残渣を使いバイオマスプラスチックを開発 (バイオマス50%含有ポリプロピレン)

日経は使用済みプラスチックの再生利用が急減と、再生PET価格が石油PETより2割高

2020年08月22日 | 週間ニュース:ピックアップ
気になるニュース 20200816-20200822

◎(経8/21夕刊総合3) 米ミシガン州は14年からフリント市で発生した水道水汚染による住民訴訟を受け6億ドルの賠償金の支払いに合意、水質改善へ (取水源のフリント川の汚染と水道管老朽化による鉛汚染)

◎(経8/21夕刊総合3) モーリシャス当局はモーリシャス沖座礁船の前部を海に沈める作業開始、グリンピースは重金属汚染で生物多様性に危険と反発 (費用対効果の問題をどう解決すればよいのでしょう)

●(経8/21経済5) 日本経済新聞はプラスチック製品の利用削減の動きが新型コロナウイルス感染拡大で影を落としていると、使い捨てが衛生的と (レジ袋削減というが、プラゴミに占める割合は2,3%で削減効果少ないとも指摘)

◎(経8/21ニュースな科学27) 横浜国立大学の三宅教授はベイルートの大規模爆発が硝酸アンモニウムの連鎖反応によるもので広島原爆の10分の1匹敵と指摘

●(環8/19環境経営3) 環境省は環境デューディリジェンスに関する手引書を作成、フランス(企業注意義務法)など欧州での規制強化を受け (環境デューディリジェンス(DD);企業行動による環境への負の影響を特定(・防止・軽減するシステム))

●(経8/18 経済5) 経済産業省は来年にも一つの場所に引き込める電線を1本に限る (排他的制度にメス)ルールを緩和する、災害時の安定供給のため、二重投資容認へ

●(経8/16 総合2) 日本経済新聞は使用済みプラスチックの再生利用が急減と、需要減と原油安で再生PET価格が石油PETより2割高 (循環経済に法規制が必要かもしれませんね)