ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

環境大臣は山口県宇部での大型石炭火力発電所の新設について現段階で是認しがたいと

2015年06月13日 | 週間ニュース:ピックアップ
気になるニュース 20150607-06013

◎(経6/13総合3) 日本経済新聞は環境大臣の石炭火力計画意見に対しエネルギー業界に戸惑いと,古設備代替は合理的や原発再稼働に追い風とも (複雑ですね)

●(経6/12夕刊表紙1) 環境大臣は山口県宇部での大型石炭火力発電所の新設について現段階で是認しがたいと正式に意見表明,事業自体の否定でない (計画による環境影響評価もしないで是認しないとはいったいどういうことでしょうか,計画書の内容を点検したのなら,その根拠を示すべき,新聞記者にもききだす責任)

●(経6/12夕刊総合3) 参議院本会議は水俣条約の批准に向け水銀使用製品の製造原則禁止法や改正大気汚染防止法を可決,成立

●(経6/12夕刊総合3) 国際原子力機関は東京電力福島第一原子力発電所での事故で最終報告書,災害への備え不十分等の批判と緊急対応など教訓列記

●(経6/12経済5) 水産庁はロシア政府とロシアの排他的経済水域での15年のサケマスの漁獲枠を前年比7割削減の1961トンで合意

◎(経6/12表紙1) 環境大臣は山口県宇部で計画の120万kW石炭火力発電所を環境影響評価法に基づき環境政策の観点から認めない方針 (環境影響評価の結果は記事になく不明,経済産業省はどう出るでしょう。CO2排出量が分からないので読者は評価できません)

●(経6/10表紙1) 日本経済新聞はエネルギーと環境,日本の選択(上)欄で政府の最低な電源構成の実現が薄氷と表現せざるを得ない現実を指摘

●(刊6/10総合2) 経済産業省は温暖化ガスを多く排出する小型の石炭火力発電所の新設抑制のため省エネ法の設備基準(告示)を今年中に変更

●(経6/9表紙1) 主要7か国首脳会議は12月の国連気候変動枠組条約締約国会議COP21で合意と燃料などの流通経路の多様化を目指すと宣言 (総論賛成)

◎(経6/8科学技術13) 日本経済新聞はバイオマス発電の最大の課題は原料の確保と,そのためには森林整備が不可欠,職人の高齢化や道路の未整備