ISOな日々の合間に

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ORPHEAN:うっとり :納得

2007年10月08日 | お楽しみ
ORPHEANから流れるCDの音楽は、これまで気付かなかったそのCDが本来持つ良さに気付かせてくれた。

結局は、圧縮ファイルでは、全体に霞が掛かったような、幾分くすんだ音になっていて、何となく神経に障る音質になっている。WAVファイルを聴けば、「かすみ」或は「くすみ」の無い爽やかな音が流れる。

僅かな回転音しか聞こえない外付けのCD-DVDプレヤーでCDの音楽を聴いていても、やはり回転音が気にかかる。その為、CDから一旦はWAVファイルにリッピングしなおして、何枚かのCDをHDDに保存して聴いてみる。

何れも、何がしかの新発見や驚きを伴って演奏と音の良さを見直すことになりました。特に、松居直美が1997年にハンブルグの聖ヤコブ協会のパイプオルガンで演奏したバッハの曲を聴きなおして、ORPHEANの素晴らしさを再認識しました。

例えば、「コラール『心よりわれこがれ求む』BWV727」では、静かに低音がメロディーに寄り沿って流れるが、MPEGでは余り明瞭でなく、くすみも加わり音に吸い込まれてゆく感じは出てこない。ところが、ORPHEANで聴くと低音の流れが明瞭に聞こえ、音楽に吸い寄せられる。

今までこのCDの全曲を通して聴いて見ることはなく、むしろ、退屈で高音がやや耳障りだとしか思っていませんでした。ところが、今回初めて聴きなおし、彼女の他の2枚のオルガン作品集を購入したいと思うほどの変わりようです。

珍しく三連休。その頭にORPHEANが届き、どっぷり音楽に浸ることが出来ました。明日から月末まで都合10ヶ所を巡る多忙が待っています。その折は、やっぱりiPODのお世話になることに。