37 林啓介 投手 21歳 年俸600万円
【2008年成績】 E 5試合 0勝0敗0S 防御率11.81 5回1/3 10被安打 2被本塁打 4与四球 1与死球 1奪三振
昨年も防御率が9点を越える酷い成績でしたが、今年はさらにその上をいく最悪の結果となりました。
3年を経過しても進歩の跡が見られず、来季も同様ですとさすがに戦力外通告を受けることは間違いないでしょう。
林の課題はコントロール、これは入団の時から言われていましたが、結果を見れば課題が課題のままになっているとしか言いようがありません。
ボール先行となり、置きにいったボールを痛打されるという絵に描いたような悲惨なピッチングであったとナマ観戦をした友人からメールがきたこともありましたし、被安打や被本塁打の多さも昨年から変わっていませんから、やはり成長が止まっているのでしょう。
高校時代に控えであった広島の斉藤がローテーション入りを争うポジションにいるのに対して、エースであった林は今や風前の灯火となってしまっています。
こういったケースはよくある話ではありますが、貴重な2巡目を行使して獲得した投手だけに、球団としてもこのままでは悔やんでも悔やみきれないでしょう。
これだけ投手が多いというチーム事情を考えれば、同じようなピッチングを繰り返す林に出番が巡ってくるとは思えず、私は今年での戦力外通告リストに江口ともにトップに挙げていましたが、林よりも結果を出していた投手がチームを去っていく中で何とか生き残りました。
これは球団としては林の潜在能力にまだ未練があるからなのでしょうが、仏の顔も三度までで、4年目もこの体たらくでは球界から足を洗うことになるでしょう。
正直なところコントロールが急によくなるとも思えず、残念ですが再来年の背番号37は別の選手が背負っていることになると思います。
【オリオン村査定】 600万円 → 戦力外通告
素材型の選手は、「きっかけがあれば」とよく言いますが、コーチや環境が同じ状態でそう簡単にきっかけがあるとも思えません。なので今年の契約交渉の場ではっぱをかける意味で「来年ダメならクビだよ」ときっちりと宣告する事で精神的なきっかけを与えてあげるべきじゃないかと思います。本人もその辺は重々承知でしょうが、やはり球団に言われる事で危機感がより高まり、本人なりに精一杯やるはずです。もし翌年ダメだった時には野球に未練なく、次の人生に歩めるんじゃないかと思います。
よく野球浪人して毎年トライアウトを受けにくる人がいますが、それが決して悪いとは思いません。ただそんなに未練があるならばプロにいるときに後悔がなくなるまで必至にやれば良かったじゃんと思うんです。だから選手に事実上の最後通告をしてあげることも重要なんじゃないかなと。
江口は2年目ゆえ解雇はないと思ってました。
しかし、この林は同期でドラ1の柳田と成績が上の末永が去ったのになぜに残したのか解せませんね。
いずれにせよ、江口と林は来年1軍で結果を残さないとクビでしょうね。
しかし、枚挙にいとまが無い位ノーコン病の投手が多い。クビになった木興、三島に林、江口、根本、相原、黒滝、古谷・・・
選手たちは悪くない、その通りだと思います。
チャンスがなければ育つものも育つわけが無く、次から次へと加入する新顔にうんざりとしている投手が多いと思います。
残念ながらそうなると数少ないチャンスを活かせない投手が淘汰されるのは仕方がないことで、林に未来はないように感じています。
>ティックさん
最近はその不文律も反古になりつつあるだけに、林の成績での4年目は異例とも言えます。
ですので仰るように来季が勝負の年であることは間違いないでしょう。
イエローカードを出すことは必要だと思います。
本人が上位指名にあぐらをかいているとは思いませんが、どこまで焦燥感を持ってくれているかは疑問ではあります。
大塚も昨年のオフに今年ダメならクビもあると言われたと自身のブログで語っていましたが、今年の頑張りはその警告とは無縁でないと思います。
必要以上のプレッシャーを与えることはないとは思いますが、緊張感を持ってもらうためにも何らかの手を打つべきでしょう。
>ヨサコイ君さん
プロに入ってくる投手ですから揃いも揃ってノーコンということはないと思うので、やはり私は原因を捕手に求めてしまいます。
また投手の立場でも逃げて失点を重ねてクビになるのであれば、堂々と勝負をして打たれてクビになる方が諦めもつくはずです。
何とかベテランか、あるいは松井ブルペン捕手のような強気の持ち主を集めて欲しいものです。