オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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2015年通信簿 61 角中勝也

2016-01-16 01:51:11 | 千葉ロッテ

61 角中勝也 外野手 28歳 年俸7100万円

【2015年成績】 111試合 427打数 57得点 125安打 打率.293 20二塁打 5三塁打 6本塁打 52打点 8盗塁 48四死球 52三振 得点圏打率.278

.312で首位打者となった2012年から.288、.277と右肩下がりだっただけに、今季に.293と踏みとどまったのは地味に大きかったです。
ただ本人が度々に口にしているように「3割は当たり前」からすれば角中にしては物足りない数字ではあり、またルーキーイヤーから推し続けていた最大の理由でもある、どこか宇宙人的な雰囲気が薄れつつあるとともに選手としても平準化がされてしまったような、そんな不安もないわけではありません。
あの頭の突っ込む、体をくの字にしながらも内角の厳しいボールをいとも簡単にヒットゾーンに運ぶ、その常人離れをしたバッティングこそが角中の持ち味です。
ある意味で大人になったのでしょうが、いつまでも不思議ちゃんでいて欲しい、心からそう願います。

そんなところまで似なくてもいいのに、とはこれまた三番、背番号9ともに福浦の後継者と言い続けていることもありますが、腰の不安が心配材料です。
もっとも「よく言われるけれども腰は悪くない」とは福浦の弁ですから、角中の実際もよくは分かりません。
ただ盗塁王、とまでは言いませんが、二桁は狙えるだけの脚力がありながらも盗塁の企画が減ったような、もちろん博打とでも考えているのか盗塁に消極的なチームの方針もありますが、どこか判断が遅れての走塁ミスもあり、また積極性を失い前に落ちるヒットが目立った守備も気がかりです。
序盤戦では引っ張った打球がドン詰まりばかり、だったりもして、しんどいシーズンでもありました。
それでもインフルエンザや死球での左手薬指小指骨折などのアクシデントを乗り越えてのリーグ6位の打率ですから、そこはさすがの角中なのでしょう。
しかしこんなところで満足をしてもらっては困りますので、3割は当たり前、秋山や柳田をギャフンと言わせる巧打で首位打者を奪還です!

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2010年通信簿
2011年通信簿


【オリオン村査定】 7100万円 → 7800万円 (△10%)


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覚醒!

2016-01-16 01:29:56 | 映画

朝方から熱っぽかったのでどうしようかと迷いはしましたが、そこは貧乏性、午後になってかなり楽になりましたし、チケットを無駄にできずに今年初の映画館です。
その一歩目は「スター・ウォーズ」で、できれば年内に観たかったのですが混雑ぶりが半端でなく、とにかく混雑が嫌いなので一ヶ月遅れとなりました。
さすがに話題作、5スクリーンを占有してMX4Dを投入するなど力が入っており、ただ座席が揺れたり風が吹いたりするらしいMX4Dは+1000円のオプションが高すぎますし、そこに3Dが加われば映画酔いは必至、それならばDOLBY-ATOMSの大音響をと思ったもののこちらも3Dでしたので、大人しく2Dのノーマルスクリーンでの鑑賞です。

スター・ウォーズ フォースの覚醒

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ルーカスフィルムからディズニーに変わっての一作目ですので不安もありましたが、まさに「スター・ウォーズ」そのものでした。
文字が流れていくオープニング、画面の切り替えなどは懐かしくて身震いをするほどで、耳に馴染んだサウンドや効果音も古い人間にはたまりません。
撮影技術は今となれば斬新なものはありませんが、「スター・ウォーズ」があったからこそ今がある、と考えればその凄さがスクリーン狭しと迫りくる感じです。
そして肝心のストーリーは記念すべき1作目、エピソード4の焼き直し、リメイクとの声もありますが、これはJ.J.エイブラムスによるオマージュなのだと思います。
にやり、と笑みが出てしまうようなシーンが多々あり、これは確信犯以外の何ものでもないでしょう。
エンドロールにハリソン・フォード、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャーを先頭に持ってきているところからもそれが窺えますので、評価にもプラスをしての満点です。
そのルークやレイア姫の劣化も話題になっているようですが、しかし劇中としてはおそらく30年後ぐらいで実年数と同じ時を刻んでいるわけですから、このためにかなりダイエットをするなどの努力もしたようですし、面影を残していてきれいに歳を重ねたように思います。
もちろん不満がないわけではなく、あまり隠すつもりはないようですが微妙に絡み合う人間関係、その登場人物の巡り会いがあまりに偶然に過ぎますし、あれだけルークが習得に苦労をしたフォースをまるで超能力のような発動に描いてみたり、ダース・ベイダーの役どころながらもあまりにヘタレな悪役など、そのあたりも批判の対象なのでしょう。
それでも次回作が楽しみな、10年ぶりですので肩慣らし、共和国の完全勝利で終わったかのようなエピソード6をひっくり返す帝国改めファースト・オーダーと新共和国の力関係、また登場人物の立ち位置などをくどい説明なく自然に受け入れられるようなストーリー展開になっていますから、前6作を観たことがあれば予習をせずともすっと入っていけるはずです。
気になるとすればピッコロ大魔王の存在と、あれだけでいくらもらったのかが激しく知りたいマーク・ハミル、といったところかなと、フォースと共にあれ!


2016年1月15日 鑑賞  ★★★★★(5点)


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