いよいよ明日はドラフト会議です。
一時期は10球団もの入札が噂をされた桐光学園の松井に何球団が重複をするのか、今年はまずそこが一番の注目点でしょう。
夏場以降にやや評価を落とした感もあったところでの数日前に復活をするように各球団の松井入札が話題となり、しかし今日になってスポニチは巨人が東京ガスの石川に方針転換と報じましたし、阪神が九共大の大瀬良になりそうだとの話もありますから、各球団ともにマスコミを上手く使っての情報戦に入っているものと思われます。
実際のところは一昨年の藤岡のときのように3球団ぐらいになるのかなとは個人的な予想ですが、前評判だけで見れば超不作とも言われる今年だけに外れたときのリスクを避けるために一本釣りに走るところもあるでしょうし、一方でだからこそ目玉に特攻という選択肢もあるわけで、それはそれで楽しみなドラフト会議になりそうです。
さてロッテです。
先日の編成会議では伊東監督が松井の名を連呼していましたし、集客力を第一に考える球団の方針からして松井への入札は動かないものと見ていましたが、今日になって捕手の指名という流れをほのめかしたりもしていますから、ロッテもその虚々実々に足を踏み入れたのでしょう。
個人的には上背が足りていないこと、これが140キロ台後半のストレートをビシバシと投げられれば左腕ですのでネックにはならないのですが、松井はそういったタイプではないだけにかなりのマイナスポイントになるとの理由からその入札にはかなり消極的です。
高校レベルでもコントロールに苦しんでいる、というところもロッテな雰囲気が漂っていますし、そのスライダーもプロでは見極められるのではないかとの危惧もあります。
だからと言って即戦力になりえない大阪桐蔭の森というのも田村、江村の存在を考えれば賛成はできませんし、日本生命の小林は生理的に受け付けません。
推しはJR東日本の吉田ですがこちらも大瀬良ともども松井と同じぐらいの重複があるかもしれず、それであれば東海大甲府の渡辺を入札で確実に獲りたいです。
全てのポジションが補強ポイントですが内野陣の突き上げの弱さが突出をしていますので、背番号7を託せる大型野手の補強が希望です。
何にせよ1巡目が大きなウエイトを占めることは間違いないのですが全体としてバランスが取れているかも重要なポイントですから、その人数も含めて夢が広がる指名を期待します。
イケメンかどうかはさておき学法石川の大友なんて名前が出てくるなど球団としても押さえるべきところは考えてくれているようですから、少数精鋭もいいですが新陳代謝を促すためにも伊東ロッテの二年目には大幅な血の入れ替えへの第一歩となってくれることを切に願います。
松本SSVらの編成部がいい目を持って仕事をしてくれていることは重々承知をしていますので、その努力が報われるドラフト会議となること祈りましょう。
明日は間に合うようであれば17時前からまたつぶやいてみますので、お時間があるときにでも覗いてみていただければ幸いです。