オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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松井ドラフトとなるか

2013-10-23 21:34:47 | 千葉ロッテ

いよいよ明日はドラフト会議です。
一時期は10球団もの入札が噂をされた桐光学園の松井に何球団が重複をするのか、今年はまずそこが一番の注目点でしょう。
夏場以降にやや評価を落とした感もあったところでの数日前に復活をするように各球団の松井入札が話題となり、しかし今日になってスポニチは巨人が東京ガスの石川に方針転換と報じましたし、阪神が九共大の大瀬良になりそうだとの話もありますから、各球団ともにマスコミを上手く使っての情報戦に入っているものと思われます。
実際のところは一昨年の藤岡のときのように3球団ぐらいになるのかなとは個人的な予想ですが、前評判だけで見れば超不作とも言われる今年だけに外れたときのリスクを避けるために一本釣りに走るところもあるでしょうし、一方でだからこそ目玉に特攻という選択肢もあるわけで、それはそれで楽しみなドラフト会議になりそうです。

さてロッテです。
先日の編成会議では伊東監督が松井の名を連呼していましたし、集客力を第一に考える球団の方針からして松井への入札は動かないものと見ていましたが、今日になって捕手の指名という流れをほのめかしたりもしていますから、ロッテもその虚々実々に足を踏み入れたのでしょう。
個人的には上背が足りていないこと、これが140キロ台後半のストレートをビシバシと投げられれば左腕ですのでネックにはならないのですが、松井はそういったタイプではないだけにかなりのマイナスポイントになるとの理由からその入札にはかなり消極的です。
高校レベルでもコントロールに苦しんでいる、というところもロッテな雰囲気が漂っていますし、そのスライダーもプロでは見極められるのではないかとの危惧もあります。
だからと言って即戦力になりえない大阪桐蔭の森というのも田村、江村の存在を考えれば賛成はできませんし、日本生命の小林は生理的に受け付けません。
推しはJR東日本の吉田ですがこちらも大瀬良ともども松井と同じぐらいの重複があるかもしれず、それであれば東海大甲府の渡辺を入札で確実に獲りたいです。
全てのポジションが補強ポイントですが内野陣の突き上げの弱さが突出をしていますので、背番号7を託せる大型野手の補強が希望です。

何にせよ1巡目が大きなウエイトを占めることは間違いないのですが全体としてバランスが取れているかも重要なポイントですから、その人数も含めて夢が広がる指名を期待します。
イケメンかどうかはさておき学法石川の大友なんて名前が出てくるなど球団としても押さえるべきところは考えてくれているようですから、少数精鋭もいいですが新陳代謝を促すためにも伊東ロッテの二年目には大幅な血の入れ替えへの第一歩となってくれることを切に願います。
松本SSVらの編成部がいい目を持って仕事をしてくれていることは重々承知をしていますので、その努力が報われるドラフト会議となること祈りましょう。
明日は間に合うようであれば17時前からまたつぶやいてみますので、お時間があるときにでも覗いてみていただければ幸いです。

 

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2013年通信簿 元ロッテ戦士たち

2013-10-23 01:07:20 | 千葉ロッテ

さっそくのオフ企画、通信簿のスタートです。
一軍の選手は試合でのプレーを見ていますが二軍の選手、そして元ロッテ戦士たちの戦いぶりはどうしても数字中心になってしまいます。
その前提でおつき合いをいただければと、約3ヶ月間の長丁場ではありますがまったりとした始まりです。


■林啓介(阪神・育成枠→支配下選手登録)
W 25試合 0勝0敗0S 防御率6.38 24回 33被安打 2被本塁打 6与四球 0与死球 21奪三振

この成績で支配下選手登録をされたのには驚いたのですが、しかし残念ながらプロ初登板が実現をしないままに二年連続で戦力外通告をされてしまいました。
ロッテでの晩年はストレートのスピードも落ちてしまっていましたが、阪神に移籍後もその傾向は変わらなかったようです。
奪三振は多いもののこれだけ打たれて6点台の防御率ではどうにもならず、またトライアウトに参加をするのか夢を諦めるのか、林の決断に注目です。


■松本幸大(オリックス)
12試合 0勝2敗0S 防御率11.25 8回 17被安打 2被本塁打 5与四球 0与死球 10奪三振 被打率.436

7月中旬の中間報告のときと何も変わらず、その後はずっと二軍暮らしだった松本です。
恩師とも言うべき西本コーチはどうやら留任のようですが、しかし松本もまた二年連続での戦力外通告となってしまいました。
二軍では2点台の防御率ながらも四球、三振の数が同じというロッテな投手ぶりは変わらなかったことで、その年齢からして見切られてしまったのでしょう。
あの荒々しさが魅力だったはずがコントロールに苦しんで道を誤ってしまったように思いますし、キャラが立っていただけに残念至極です。


■山口祥吾(新潟)
22試合 1勝1敗0S 防御率4.29 21回 23被安打 0被本塁打 14与四球 0与死球 17奪三振

中間報告のときから登板数がさほど増えないままに、BCリーグでの一年目が終わりました。
ほぼ1イニング程度の中継ぎでの起用だったようで、制球難が山口の足を引っ張ったのではないかと思います。
正直なところ地方リーグのレベルでこの程度の成績ではNPBへの復帰などは遠い夢ですので、現状のままでのレベルアップが難しいのであれば腕を下げるなどして特徴を出すなど、自分をどう活かして目立っていくかを考えていかなければ生き残りも厳しいでしょう。
来季はせめて防御率を2点台後半にして四死球を投球回の半分以下にすること、まずはそこからです。


■ダグ・マシス(ゼファーズ→インディアンズ)
26試合 5勝9敗0S 防御率4.03 120回2/3 118被安打 53与四死球 89奪三振

マイアミ・マーリンズの3Aのニューオーリンズ・ゼファーズで先発として投げていたマシスは、8月にトレードでピッツバーグ・パイレーツに移籍をしました。
しかしやはり3Aのインディアナポリス・インディアンズで投げていたようで、2試合で1敗の11安打に2被弾ですのでそのままリリースをされたかもしれません。
閉幕時のロースターには名前はありましたが来季はどうなるのか、やはり台湾なり韓国を目指した方がよいように思います。


■ヘイデン・ペン(ブルーフィッシュ)
8試合 0勝0敗0S 防御率7.44 9回2/3 10被安打 5与四死球 9奪三振

独立リーグの一つであるアトランティックリーグの、ブリッジポート・ブルーフィッシュを退団した後のペンの行方はよく分かりませんでした。
年齢的にもまだやれるところではありますが故障がちでしたし、あるいはユニフォームを脱いでしまったのかもしれません。
好きなタイプの投手だっただけに哀しくもありますが、やはり無事此名馬なところもある世界ですのでそれがペンの現実だったのでしょう。


■田中雅彦(東京ヤクルト)
23試合 41打数 6得点 10安打 打率.244 1二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 5四死球 14三振 得点圏打率.143

相川、中村が相次いで故障をしたことでチャンスが広がるかと思ったところで自らもがホームでのクロスプレーで鎖骨を骨折してしまい、無念の移籍一年目となってしまいました。
一軍には9月に復帰をしましたが6試合しか上積みをすることができず、先行きは明るくはありません。
持ち味であるはずの打撃も二軍で一割台ではなかなかに厳しく、しかし相川が来季に38歳で中村も伸び悩み感がありますので、まだまだ田中の存在意義はあるはずです。
今季は一塁での守備機会もありましたしユーティリティプレーヤーとして、しぶとく生き残ってくれればと思います。


■渡辺正人(信濃)
57試合 204打数 34得点 57安打 打率.279 15二塁打 1三塁打 3本塁打 20打点 4盗塁 27四死球 46三振 

2割台そこそこだった打率も後半戦は3割を大きく超えたことで、終わってみれば2割8分近くにまで上げてきました。
おそらくは規定打席にも達していますし、打撃ベスト10が.298ですので20傑には入っているのかもしれません。
コーチ兼任の渡辺がそれでいいのか、という気はしますが、久しく試合に出ていなかった渡辺からすれば充実をした一年だったようにも思います。
しかしNPBへの復帰を志しているわけでもないでしょうから来季にどうするのか、二足のわらじを履き続けるのかどうかが気になります。


■蔡森夫(義大)
7試合 11打数 1得点 1安打 打率.091 1二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 0四死球 2三振

台湾プロ野球の義大ライノズのホームページを見る限りでは二軍扱いの蔡は、その一軍での成績を拾うことができませんでした。
そうなればこの中間報告の成績もかなり怪しくなってきますが、いずれにせよ浦和より成績を落としているようではどうにもなりません。
台湾アマチュア球界ではそれなりに名の通っていた選手だったはずなのですが、やはり台湾でもプロとの差は大きいのでしょう。

2012年通信簿

 

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