家に帰り着いたときには既に試合が終わっていたので負け試合の録画を見るかどうかを迷ったのですが、そこはイベントものですから流しながらですがようやくに見終わりました。
僅差ですので田中を追い詰めたとも言えますし、それでも完封負けですので貫禄を見せつけられたとも言えますし、なかなかに微妙なところではあります。
ただやはりナイスゲームであっても負けは負けですので2つのビハインドはかなり重く、とにかく明日に勝つしかありません。
先発の成瀬は立ち上がりからストレートにスピードが出ずに120キロ台と不安な内容ではありましたが、コントロールがまとまっていたことで持ち味の投球術を活かしての7回6安打1失点ですので、球界のエースである田中と堂々と渡り合うナイスピッチングでした。
ここまでの好投をしてくれるとは期待以上で、やはりそのストレートの戻り具合が心配ではあるものの、来季に向けて多少なりとも手応えがあったのではないかと思います。
もし打線が田中を捉えていたらあるいはと思わせるだけのものはあり、やはり成瀬なんだなぁ、といった感じです。
一線級を相手にすれば秘めたる闘志が前面に出るのか、その引き締まったと言うよりは痩けたようにも見えるシャープな顔立ちが頼もしくもありました。
こうなればもう一度でも成瀬のピッチングを今季に見たいと、何としてでも5戦、そして6戦まで持っていってその出番を作ってあげたいです。
打線は田中をあと一歩まで攻め立てて7安打を放ちながらも零封をされてしまい、完全に引き立て役となってしまいました。
角中のヒットが初回に出ていれば、里崎のヒットが三回に出ていれば、と悔やまれる場面もありましたが、そこからギアチェンジをするのが田中の底力なのでしょうから、要所での併殺はピンチをピンチとも思わない田中の掌中で踊っていただけの結果だったのでしょう。
それはそれで仕方はないものの井口、そして伊東監督までもが白旗なコメントなのはどうにも納得がいかず、また対戦をすることもある投手に対してのそれではありません。
それが相手を油断させるなんて高等テクニックであればいいのですが、試合に負けても気持ちでは負けないよう願います。
明日は中5日の古谷ではなく同じく中5日のグライシンガーという、かなり思い切った起用となります。
これでもし負けるとなるとレギュラーシーズンで足を引っ張った成瀬とグライシンガーの両投手でリーチをかけられるという状況になりますので、どうなんだろうという気がします。
何はともあれ誰が投げようが打線が則本を攻略できなければどうにもなりませんので、とにかく早い回から主導権を握るしかないでしょう。
ファーストストライクから積極的にもいいですが、もう少し揺さぶる野球も見てみたいです。
とにかく度重なる落選にも心を折らずに今日もローチケの三度目、イープラス、そしてチケットぴあの抽選にチャレンジをしましたので、是非ともQVCマリンの内野指定席Sで日本シリーズを見せてくれと、自らの運とチームの頑張りにすがるような思いで明日を見守りたいと思います。
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9 |
計 |
安 |
失 |
千葉ロッテ
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0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
7 |
1 |
楽天
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0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1 |
X |
2 |
8 |
1 |
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◆10月17日(木) 楽天-千葉ロッテCSFinalS第1戦(楽天1勝、18時5分、Kスタ宮城、24,332人) ▽勝 田中 1試合1勝 ▽敗 成瀬 1試合1敗 ▽本塁打 銀次1号(成瀬)
▽バッテリー 千葉ロッテ 成瀬、レデズマ、西野、服部―里崎 楽天 田中―嶋
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