オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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今日は勝利ありがと、マーフィー

2010-06-20 20:05:39 | 千葉ロッテ

打線爆発どころか今江は復帰をしたものの今度は金泰均がスタメン落ちと、5日間の休養を有効に使ったのかが疑問に思える状況に陥りつつあります。
幸いにも両人とも軽症のようですがチームをここまで引っ張ってきたのは打線ですから、中盤戦に入っていきなりのピンチです。
そうなると投手陣の踏ん張りに期待をするしかないのですが、その期待通りにマーフィーが見事なピッチングで外国人投手の来日連勝記録に並びました。

立ち上がりは例によってコントロールに苦しんで押し出しで先制点を与えたマーフィーでしたが、そこから崩れないのが昨日の成瀬との違いです。
まさに粘り強く、とはマーフィーのためにある言葉のようで、先発をした6試合で6点しか取られていないのは驚異的です。
防御率は1.42ですから文句のつけようがなく、38回を投げて24四死球はマーフィーらしさがありますが、一方で20安打38奪三振がピッチングを支えていると言ってよいでしょう。
今日も7回を3安打に抑えて先発としての被打率が.160に被本塁打はゼロと、これも緩急を使ったピッチングが出来ているからこその結果だと思います。
里崎が何を考えたのか、10メートル近い強風でコントロールができないとでも思ったのか序盤にカーブをあまり使わなかったことでやや苦しみましたが、中盤以降は大きなカーブで打者のタイミングを外す自分のペースに持っていけたことが最大の勝因でしょう。
ヒーローインタビューの最後に「今日は応援ありがとうございました」と日本語で言ったようですが、それが私には「今日は応援ありがと、マーフィー」に聞こえたのでパクってタイトルにさせていただきましたが、そのタイトルの通りに感謝感激雨あられの今日の試合でした。

打線は金泰均が右ハムストリングの違和感で今季初のスタメン落ちとなり、同様に福浦が今季初の一塁守備につきました。
その福浦がお手玉をしてピンチを招くなど流れとしては思わしくないものになりかけましたが、これで金泰均をDHで起用をするきっかけになれば両人にとってもプラスになるだろうと、そうポジティブに考えたいところです。
試合としては結果オーライで逆転勝ちとはなったものの、あまり誉められた打撃ができていたとは言い難いものがありましたし、ベンチの采配にも不満が残ります。
初回の今江と7回の里崎のバント失敗は前日の零封を考えればきっちりと決めてもらわなければならなかったですし、そもそも7回は1点ビハインドで確実に同点に追いつきたい場面でしたから、サブローに代走を送らなかったこと、竹原にそのまま打たせたことに納得がいっていません。
里崎の打球で竹原が帰ってこれなかったことも疑問ですし、今江のタイムリーが出たからよかったものの、あのまま負けていたら悔やんでも悔やみきれなかったでしょう。
やることをやって負けるのであればまだしも、チャンスで西岡が打てなかったこととは次元が違うところで反省をしてもらいたいです。
今季は得点を取るための型を作ることが最優先だと考えていますので、いろいろと見方はあるでしょうが、竹原に強攻策を指示したことには心底がっかりとしました。

辛うじて連敗を免れたものの、ソフトバンクが西武にまさかの3タテを食らったおかげで首位が遠のいてしまいました。
これで目先の勝利に焦ることもなくなったと思えば気が楽になると、そう考えることにします。
今日のような野球をやっていればジリジリと貯金を減らすことになると思いますので、初心に立ち返ってくれることを願っています。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
楽天 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 4

1

千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 3 0 X 3 7

1


◆6月20日(日) 千葉ロッテ-楽天7回戦(ロッテ4勝3敗、13時、千葉マリン、21,476人)
▽勝 マーフィー 24試合6勝
▽S 小林宏 23試合2勝1敗12S
▽敗 永井 13試合4勝4

▽バッテリー
千葉ロッテ マーフィー、藪田、小林宏―里崎
楽天 永井、片山、青山―嶋

 

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